2018年11月25日(日)京都大学でギリシャを代表する作家ニコス・カザンザキスがテーマの市民フォーラムが開催される。
国際カザンザキス友の会設立30周年記念として開催される今年の市民フォーラムでは、今年9月に翻訳出版されたカザンザキスの「禁欲」(福田耕佑・訳)と「蛇と百合」(其原哲也・訳)の翻訳出版記念として、訳者の福田耕佑氏と其原哲也氏らが講演。去年に引き続き国際ニコス・カザンザキス友の会会長のヨルゴス・スタシナキス氏が来日、開会の挨拶を行う予定という。
入場無料、参加希望者はメールにて申し込みのこと。
[開催概要]
開催日時:2018年11月25日(日)14:00~17:00
開催場所:京都大学文学部新館地下一階大会議室
申込み・問い合わせ:日本カザンザキス友の会
[email protected]
第一部 講演 其原哲也氏(翻訳家)
私をカザンザキスに向かわせたもの——『蛇と百合』翻訳苦労話
第二部 講演 福田耕佑氏(京都大学大学院文学研究科博士課程・日本学術振興会特別研究員DC)
「叫び」はカザンザキスに何を見せたのか——ソヴィエト・ロシアでの体験と「魂の救済」を中心に
第三部 講演 吉川弘晃氏(総合研究大学院大学文化科学研究科)
カザンザキスと秋田雨雀~東西の詩人をつないだ紅の祭典
第四部 講演 藤下幸子氏(ギリシア語教室エリニカ主宰)
カザンザキス『日本旅行記』:1935年の神戸・大阪