ギリシャのアナスタシア・N・マルゲティ氏の著作『プラトン 魂と(詩と)高慢 矛盾の弁証法(五十七の警句)』が、今年12月京都の出版社・京緑社(きょうりょくしゃ)より上梓される。
日本語訳はGreeceJapan.comで「しがしが留学記」を連載し日本・ギリシャ双方から好評を博した大阪大学人文学研究科/日本学術振興会 特別研究員(PD)の福田耕佑氏が担当。プラトンを題材にしたギリシア俳句であり、古代を中心に中世ビザンツ、現代ギリシアの題材がちりばめられているだけでなく、日本のイメージも登場し、古代から現代までのギリシアと日本が密接に絡まるほぼ完全対訳の詩集となっている。
詩だけでなく、解説や序文、目次など、脚注以外の全てが対訳されている本書の編集は辻村知夏氏が担当。縦書き(日本語)と横書き(ギリシア語、時に日本語)が同時に現れる独創的な編集にも注目が集まることだろう。
発売日は2024年12月1日(日)、Amazonオンデマンド (ペーパーバック)にて販売される。
『プラトン 魂と(詩と)高慢 矛盾の弁証法(五十七の警句)』
著者:アナスタシア・N・マルゲティ
訳者:福田耕佑
ページ数:118
価格(税込)1,376円
ISBN:9784909727725(書籍)
発売日:2024/12/01