12日(木)開催された東京オリンピック・パラリンピック調整会議で、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックの聖火リレーの出発地・出発日・各都道府県を回る順番が発表・了承された。
「復興オリンピック・パラリンピック」としての位置づけを強く意識して検討が進められてきた2020年東京五輪の聖火リレーは、実際の聖火リレーに先立ち東日本大震災の被災3県で実施される「復興の火」の展示をはじめ被災地などを丁寧に回れるよう121日という長い期間が確保されている。
これに加え、被災3県のひとつである福島県を出発地とすることで、東京五輪聖火リレーのコンセプトである「Hope Lights Our Way/ 希望の道を、つなごう。」に沿って、困難を乗り越える力や不屈の精神を全国に受け継いでいくリレーにしたいとしている。
聖火は2020年3月26日に福島県を出発。北海道から沖縄まで全国を回った後、東京で7月24日の開会式を迎えることになる。
:出典:東京2020組織委員会