昨年3月12日(木)ギリシャ・オリンピア市のヘラ神殿跡で採火され、今年3月25日(木)福島県・Jヴィレッジでスタートした聖火リレーで日本各地を繋いだ聖火が4月5日(月)ギリシャ・オリンピア市(アルヘア・オリンピア市)の姉妹都市である愛知県稲沢市でコンスタンティン・カキュシス駐日ギリシャ大使に託された。
カキュシス大使は稲沢市で行われた聖火リレーの第2走者として出走。新型コロナウイルス感染拡大の影響から昨年3月のギリシャ・オリンピア市への派遣が中止されたことにより、ギリシャでの聖火リレーへの参加が叶わなかった18人の中学生の代表として第1走者を務めた稲沢市在住の石川せりさんから聖火を受け取ったカキュシス大使は、尾張地方の総社でありはだか祭りが行われることで知られる国府宮(こうのみや)-尾張大國霊神社(おわりおおくにたまじんじゃ)前の参道を力走。快晴の好天のもと沿道からの声援に応えながら、南知多在住の第3走者・板谷勝彦さんへ聖火を繋いだ。
稲沢市での聖火リレー開催に先立ち、カキュシス大使は市内の勤労福祉会館で加藤錠司郎・稲沢市長をはじめ、青いユニフォームに身を包み、第1走者・石川せりさんのサポートランナーを務めた市内在住の高校生、そして白いユニフォームで大使のサポートランナーを務めた市内の中学生とともに記念撮影に参加。
また聖火リレー翌日の6日(火)には聖火リレー会場で声援を送ったイオアナ・ハリクリア・ヤナカル夫人とともに稲沢市役所を表敬訪問。尾張地区最大級の総座席数を誇り、バレーボール・V1リーグのウルフドッグス名古屋、日本ハンドボールリーグの豊田合成ブルーファルコン、バスケットボール・B3リーグの豊田合成スコーピオンズの活動拠点としても知られる稲沢市内の豊田合成記念体育館・ENTRIO(エントリオ)を視察した。
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