長崎県・佐世保市のハウステンボス(Huis Ten Bosh)で2015年10月3日(土)から19日(月)まで開催されている「世界フラワーガーデンショー2015(World Flower Garden Show 2015)」の庭部門で、ギリシャのコンスタンティーナ・スタラ(Konstantina Stara)氏が最優秀作品賞を受賞した。
世界30の国と地域から参加した40チームが、約25平方メートル(5m×5m)の広さで各国の特色を生かしたホームガーデンを出品。出品された作品はいずれも購入が可能なのが特徴という。
ギリシャ語で親しい間柄の人たちを表す言葉である「パレア(Παρέα)」と名付けられた受賞作を製作したコンスタンティーナ・スタラ氏は学生時代に日本の造園に興味を持ち、東京農大の修士課程で日本造園について学んだ経歴の持ち主。ギリシャの田舎にある植物や素材を使って再現されたという庭は、実直でシンプル、なおかつ様々な記憶や幸せな時を思い出すようなものにしたという。