ギリシャ系アメリカ人アレクソプロス、第7回国際漫画賞優秀賞を受賞

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ヨルゴス・アレクソプロス作「Paris」コミックス本より表・裏表紙。

日本の外務省が、海外で漫画文化の普及に貢献する漫画作家を顕彰する目的で創設した国際漫画賞(International Manga Award)でギリシャ系アメリカ人のヨルゴス・アレクソプロス(ジョージ・アレクソポウロス/George Alexopoulos)の作品「Paris(パリ)」が優秀賞を受賞した。

平成19年5月に創設された国際漫画賞は今回で第7回目。世界の53の国と地域から256作品が応募された中から最優秀賞1作品、優秀賞3作品、入賞11作品の計15作品が選出されたもので、今回アレクソプロスは見事優秀賞に輝いた。

「Paris」の作者ヨルゴス・アレクソプロスは1985年アメリカのニュージャージー生まれ。その情熱的な画風とストーリーでこれまで数々の賞を受賞している才能あるマンガ家のひとり。

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「Paris」あらすじ

さして必要とも思えない学位を取り、アメリカの大学を卒業したカテリナ。目的もなく仕事を続ける毎日を過ごしていた彼女はある日、休暇をギリシャの島で過ごすことを決意する-何かやるべきことが見つかると信じて。

こうして訪れた島でカテリナはとある若いギリシャ人ニコスと出会う。彼女に何か惹かれあうものを感じたニコスは彼女をカフェに誘うが、カテリナはギリシャ語が離せない。それでも惹かれあう二人は身振り手振り、そして片言のことばで理解しあおうと試みるうちに離れがたい気持ちを抱くようになってゆく。

-しかし、どれほど惹かれあったとしても、いつかはアメリカに戻らなければならないカテリナ。二人の運命は?!

外務省報道発表:「第7回国際漫画賞受賞作品の発表」

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