2024年4月24日(水)から9月16日(月)まで、フランス・パリのルーヴル美術館で、定期展「オリンピズム~現代の発見、古代の遺産」の主要展示物の一つとして、1896年(明治29)第1回近代オリンピック・マラソン競技の初代勝者であるギリシャのスピリドン・ルイスに贈られた銀杯が展示される。
ミシェル・ブレアル(Michel Bréal)がデザインしたこの銀杯は、現在スタヴロス・ニアルホス財団文化センターで展示されているもの。財団はスピリドン・ルイスの孫が売りに出したこの銀杯を2012年(平成24)に行われたクリスティーズのオークションで入手している。