来る3月5日(日)世界各国から集まったランナーたちが、東京マラソンを駆け抜ける。そんなランナーたちの中には、当然ながらマラソン発祥の地・ギリシャのランナーたちも参加している。
そうしたギリシャ人ランナーのひとりが、今回ご紹介するキリアコス・エクサダクティロスだ。エヴィア・ランナーズクラブのメンバーであり、ここ数年間はマドリッドで暮らす彼にとって、この大会が11回目のマラソンになるという。
GreeceJapan.comに対し、ワールドマラソンメジャーズ6大会制覇の証となるメダルの獲得を前にしたエクサダクティロスは、これまで世界6大メジャーマラソンを制覇したギリシャ人はこれまでにわずか15人であるとした上で今大会の参加について次のように語っている。
「東京マラソンでよい結果が残せればと思っています。これまでギリシャ人ランナーが残した記録の中で、私がその2番目になれればと願うばかりです。ここ3年間ずっと東京マラソンへの参加を待ち望んでいました。私は2020年大会で参加権を得ていましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により2週間前にこの大会は中止となってしまいました。再び出走の機会を得た今こそ、私の夢を叶える時が来たと思っています。
しかし、私の想いは、この4日間すべてのギリシャ人とギリシャ社会に衝撃を与えた列車衝突事故の犠牲者の家族とともにあります。」
彼の成功を心からお祈りするとともに、フィニッシュ地点で会えることを楽しみにしています!