2019年11月3日(日)付で発令された令和元年秋の外国人叙勲で、ギリシャにおける日本研究の発展及び日本・ギリシャ間の相互理解の促進に寄与したとして旭日小綬章を受賞したギリシャ・アテネ大学神学部名誉教授のスティリアノス・パパレクサンドロプロス氏に対し、2020年2月5日(水)アテネの在ギリシャ日本国大使館で伝達式が行われた。
5日(水)の天皇誕生日祝賀レセプションの場で行われた伝達式では、清水康弘・駐ギリシャ日本国大使により伝達式が執り行われた。
スティリアノス・パパレクサンドロプロス・アテネ大学神学部名誉教授はギリシャにおける日本研究の第一人者として、また日本文学のギリシャ語翻訳者として長年に渡り精力的に活動を続けているギリシャ人研究者。専門である日本仏教に関する研究・執筆活動だけでなく、神道、そして日本文学や日本美術をはじめとする日本文化に関する様々な講演を行いつつ、志賀直哉、上田秋成、阿部公房の作品を初めてギリシャ語訳するなど、その功績は多岐に渡っている。近年ではこれまでギリシャで紹介されていなかった日本画や新版画、焼き物といった日本美術を紹介する講演なども積極的に行い、ますますその活動の幅は広がりを見せている。
GreeceJapan.com独占インタビュー:ギリシャの日本研究の第一人者・パパレクサンドロプロス‐アテネ大学教授