ギリシャ外務省は15日(金)行われた新たな北朝鮮による日本上空を通過した弾道ミサイル発射に関して非難する声明を同日公式ウェブサイトで発表した。
日本の防衛省の発表によれば、今回のミサイルは15日(金)午前6時57分頃、北朝鮮西岸の順安(スナン)付近から発射されたとみられ、北海道渡島半島付近及び襟裳岬付近の上空を太平洋に向けて通過し、その後、午前7時16分頃、襟裳岬の東約2,200キロの太平洋に落下したものと推定されるという。
ギリシャ外務省の声明は以下のとおり。
ギリシャは国連安全保障理事会の関連決議を無視し、国際法に反して幾度も行われる朝鮮民主主義人民共和国による新たな弾道ミサイルの発射を非難する。今日の事案は国際平和と安全保障を損なうより深刻な挑発行為である。
我々は朝鮮民主主義人民共和国に対し、国際的な義務を遵守し、より広範囲な地域における平和と安定の促進のために、国際社会と有意義な対話を開始するよう求めるものである。
また朝鮮民主主義人民共和国に対し弾道ミサイル計画に関する技術と材料を供給する国家について明らかにする適切な国際機関ならびに欧州機関の義務について注意喚起するものである。