ギリシャ・レフカダ島のセオドロス・スタモス・アートギャラリーで、島の小学生らによる絵画の特別展「繋がり(シンデシ-Σύνδεση)」が2024年4月16日(火)から19日(金)まで開催されている。
今回の特別展は、『怪談』をはじめ日本に縁深いラフカディオ・ハーンの生地レフカダ島が1989年(平成元)日本の新宿区と提携した友好提携を通じ、日本と維持する特別な関係を強調することを目的としている。
レフカダ島ニドリ小学校、ヴァシリキ小学校、そしてメガニシ小学校の生徒たちは、ギリシャ人アーティスト、フィリッポス・スクラヴェニティスの指導のもと、初めに著名な日本の芸術家・葛飾北斎、伊藤若冲、小倉遊亀、草間彌生、村上隆の作品・技術・色彩などを学習。その後日本の風景、伝統装束、植物、動物、風貌を用いた作品を制作した。
生徒らを指導したギリシャ人アーティスト、フィリッポス・スクラヴェニティスはレフカダ生まれ。島で長じた後、アテネ美術学校で絵画を学び、ここ数年はレフカダ島の初等教育で美術教師として活動している。
オープニングイベントは地元自治体の関係者をはじめ各小学校の校長ら、市民を招き初日16日(火)に開催された。
オープニングイベントほか特別展の模様を写した写真はこちらから。
[ 特別展ポスター ]
レフカダ島特派員(文化担当):
イオアナ・フィリッパ(Ioanna Filippa)