今年11月10日(日)に開催される第31回アテネクラシックマラソン(31st Athens Classic Marathon)の参加登録者が現時点で3万人を超えたことがわかった。
2005年に約4千人だった参加者登録者は、8年が経過した今年3万人を超えるまでに増加。これは参加者全体に占めるギリシャ人ランナーも同様で、2005年には約800人だったギリシャ人ランナーは今年約6,500人と増加し、年を追うごとに大会はその規模を拡大させている。
世界の有名選手を招へいするための多額の予算を準備できない現状では、アテネクラシックマラソンが世界の著名なマラソン大会の仲間入りを果たしていると言い切ることはできない。それでも、ギリシャが古代から連綿と続くマラソン競技発祥の地であるという側面から見れば、この大会が世界で最も重要なマラソン大会の一つであることは間違いないだろう。
なお、ゼッケンおよび必要物品等の受け渡しを行う参加登録センターと、11月7日(木)から9日(土)まで開催されるマラソンをはじめとしたスポーツ全般やヘルスケアをテーマとした展示会である「アテネクラシックマラソンエキスポ(Αthens Classic Μarathon Εxpo)」は、今年ファリロ・オリンピック・テコンドー体育館に開設される。
このエキスポ会場と参加登録センターは昨年までアテネ市中心のザッピオに開設されていたが、2014年上半期にギリシャの欧州連合理事会議長国就任が予定されていることに伴い、今年は開催場所をアテネ市海岸沿いのファリロに移して行われるもの。この一大スポーツイベントには毎年各国からのマラソン参加者をはじめスポーツ愛好者まで多くの人が訪れている。
マラソン競技の参加申し込みは公式サイトから、10月27日(日)まで。なお、登録人数の上限に達した場合、締切日前に受付は終了されるので注意が必要。