
2025年11月15日(土)から26日(水)まで、12日間に渡って東京をはじめとする日本各地を舞台に開催される聴覚に障がいをもつデフアスリートによる国際スポーツ大会である東京2025デフリンピック(25th Summer Deaflympics Tokyo 2025)に、ギリシャから48名のアスリートが参加する。

国際ろう者スポーツ委員会(ICSD)が主催し、4年毎に開催されるデフアスリートを対象としたデフリンピックは1924年にフランスのパリで第1回が開催。今回100周年を迎える東京2025デフリンピックは、初めての日本での開催となる。

全21競技が行われる今大会では、バスケットボール(男女)、自転車競技(男女)、テコンドー(男女)、卓球(男女)、レスリング(男子)、テニス(男女)マラソン(男子)、空手(男女)、陸上(女子)、水泳(男子)、柔道(男子)にギリシャのデフアスリートが参加。

大会開会式前日の14日(金)には、ニコラオス・アルギロス駐日ギリシャ大使がギリシャろう者スポーツ連盟(EOAK)のイオシフ・スタヴラカキス理事長、代表団長を務めるパナヨティス・コルドヌリスEOAK事務局長が率いるギリシャ代表選手団を訪問。若きトップアスリートと彼らを支えるコーチ陣・スタッフを前に、選手らの大会での成功を祈念した。
東京2025デフリンピックの各競技は事前申し込みなく、無料で観戦が可能。


photos: Junko Nagata ©GreeceJapan.com