
2019年12月9日(月)から14日(土)までコロンビアの首都ボゴタで開催された第14回世界遺産委員会で、ギリシャとキプロスが共同提出していた「ビザンティン・チャント(ビザンティン聖歌)」がUNESCO(ユネスコ・国連教育科学文化機関)の無形文化遺産に登録されることが決まった。
2000年あまりに渡って歌い継がれる生きた芸術として正教会の伝統の一端を担い続けてきたビザンティン・チャントは、今も各地の教会で祈りを伝えるため静かに響き続けている。

Photograph: Mediazone/A.Polyniki © Cyprus National Commission for UNESCO, 2018
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