
CNNはUNESCO世界遺産の中から、魅力にあふれた歴史を持つ世界10の訪れるべきスポットを発表した。
この10の世界遺産の中から、ギリシャ・中央マケドニア地方の「エゲ(古代名アイガイ)」-現在は「ヴェルギナ」として知られる街がリストの第2位に選出された。
古代マケドニア王国の首都であったヴェルギナ(エゲ)は、1977年発掘された複数の古代の墳墓のうちのひとつがアレクサンダー大王の父・ピリッポス2世の墓であるとして世界的に知られるようになったもの。20世紀で最も重要な発見とされるこの古代遺跡は、1996年にUNESCOの世界文化遺産に登録された。
・ヴェルギナ古代遺跡の公式サイト/「エゲ(ヴェルギナ)-マケドニアの王都」
UNESCOの世界遺産は、1972年の第17回UNESCO総会で採択された世界遺産条約(「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」)の中で定義され、2014年には世界各国でその登録数は遂に1000件を超え、現時点では1007件を数えるまでになっている。

CNNの選ぶ「世界10の訪れるべきUNESCO世界遺産」は次のとおり。
- ポトシ市街(ボリビア)
- エゲの古代遺跡(ヴェルギナ/ギリシャ)
- マサダ(イスラエル)
- ヴィッテンベルクにあるルターの記念建造物群(ドイツ)
- 秦の始皇帝陵(中国)
- 国立歴史公園-シタデル、サン・スーシ、ラミエ(ハイチ)
- 仏陀の生誕地ルンビニ(ネパール)
- アボメイの王宮群(ベナン)
- ヘッド・スマッシュト・イン・バッファロー・ジャンプ(カナダ)
- アーグラ城塞(インド)