新宿の中心で500年以上に渡って人々を見守り続けてきた花園神社で野外劇・テント劇と続けて31年目という劇団・椿組が24日(金)から下北沢のザ・スズナリを舞台に「始まりのアンティゴネ」と題した作品を上演する。
今回の公演は今年で27回目を数える「下北沢演劇祭」の一つとして行われるもの。古代ギリシャ悲劇の詩人・ソポクレスがオイディプス王の娘であり、跡継ぎの座を争い斃れた裏切者の兄を弔ったがために罪に問われたアンティゴネーを描いた「アンティゴネ」を下敷きに、2017年の日本を舞台に「アンティゴネが死なないためにできることは何か?」を18人の登場人物により解き明かす論争劇として描かれている。
作・演出は劇作家の瀬戸山美咲氏。公演は2月24日(金)から3月5日(日)まで、13公演が予定されている。
[ 椿組「始まりのアンティゴネ」]
日時:2017年2月24日(金)~3月5日(日)
会場:下北沢 ザ・スズナリ(世田谷区北沢1-45-15/tel: 03-3469-0511)
チケット:指定席: 4,000円/桟敷自由席: 3,500円/学生・養成所(桟敷): 3,000円/中高校生(桟敷): 2,500円
※販売は椿組(電話:080-5464-1350/PCメール:[email protected])・こりっちチケットで実施。