ギリシャのデルフィ・ヨーロッパ文化センターとアテネ音楽院演劇学校は、2025年1月18日(土)午後5時からアテネ音楽院で『文化の交差点:日本における古代ギリシャ悲劇』と題したプログラムを開催する。
今回のプログラムでは古代ギリシャ悲劇が時代を超えてどのように現代日本の演劇に影響を与えたかを検証し、プレゼンテーションや貴重なアーカイブ資料などを通じて、異なるふたつの偉大な文化の伝統を結びつけるものとは何かを解き明かすとともに、悲劇がどのように国境を越えるのかを探り、東西間の文化的対話を深く掘り下げるという。
ギリシャの各大学の教授をはじめ、日本とも縁の深いギリシャ人俳優アナスタシス・ロイロスが講演。また、ギリシャの誇る世界的演出家テオドロス・テルゾプロスがその盟友である鈴木忠志と対談した映像作品『映像監督のダイアログ~テルゾプロスが鈴木忠志と語る』が上映される予定。
今回のプログラムはギリシャ語で進行。アテネ音楽院の建物の一つである Athens Conservatory building(17-19 Rigillis & Vas.Georgiou B’)で開催される。