20年間のフィーボスの作品を集めた6枚の非売品アルバム/photο: 筆者所蔵 押しも押されぬヒットメーカーとして、90年代から現在に至るまでギリシャの歌謡界をけん引する作曲 家にして音楽プロデューサー・フィーボスが、2021年11月に発売された日本のジャニーズのトップグループ、Hey! Say! JUMPの最新シングル『Sing-along』通常盤に収録された「Break The Wall」に作曲家の一人として参加している。
1971年(昭和46)ギリシャ・アテネで弁護士の父のもと生まれたフィーボス(本名:エヴァンゲロス-フィボス・タソプロス)は、今回本名の「Phoebu s Tassopoulos(フィーボス・タソプロス)」名義でKevin Charge、Netta Nimrodi、Arie Burshtein、Carlos Okabeと共に作曲に参加。自身は90年代後半からギリシャ音楽の枠に収まらないダンサブルな曲を紡ぐ作曲家・プロデューサーとして、女性歌手ケティ・ガルビー、デスピナ・バンディ、男性歌手アンドニス・レモス、ヤニス・パリオス、俳優としても活躍するサキス・ルヴァスといったギリシャのスター歌手へ楽曲を提供し、数々のプラチナ・ゴールドディスクを輩出している。
フィーボスが手掛けたプラチナ・ゴールドディスクに輝く歌手のアルバム/photo: 筆者所蔵 なお、2021年11月24日(水)リリースされた『Sing-alomg」はオリコン週間シングルランキング(11/30発表)で初週19.8万枚を売り上げ初登場1位を獲得。Billboard JAPANシングル・セールス集計速報(11/22〜11/24集計)では170,816枚を売り上げ1位を獲得している。
[Hey! Say! JUMP- Break The Wall (Video)]