7月5日(金)から3日間、アテネ市内でギリシャユネスコ国内委員会、ギリシャ観光省、在アテネアルゼンチン大使館、アテネ市の後援により「タンゴ・アクロポリス2013」と題した一大タンゴフェスティバルが開催される。
「第1回GLOBAL TANGO MEETING FOR HUMANITY」と銘打たれた今回のフェスティバルは、世界で最も重要な文化遺産の象徴であるアクロポリスで、ユネスコの世界無形文化遺産に登録されたタンゴによって人類の連帯と平和のメッセージを広く発信することを目的とするもの。
ギリシャとアルゼンチン、ふたつの文化が出会うフェスティバルの期間中は、アクロポリスを含めた古代遺跡周辺で様々なイベントが開催される予定で、6・7日の週末には、ギリシャの作曲家マリオス・ストロファリスの指揮によりアルゼンチン・タンゴの偉大な巨匠のレパートリーが演奏され、生のオーケストラをバックに参加者自由のミロンガが開催される。
また、アルゼンチンだけでなく、日本、ウクライナ、イタリアを始め世界各地からイベントの趣旨に賛同した著名タンゴダンサーがアテネへ駆けつけイベントに花を添えることになっており、日本からは2010年に第8回タンゴダンス世界選手権ステージ部門で優勝した鍬本知津子氏が参加する予定。