ギリシャオリンピック委員会、ギリシャ国内の聖火ランナーに聖火トーチを贈呈

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photo: Hellenic Olympic Committee

ギリシャオリンピック委員会(ΕΟΕ)は、今年3月新型コロナウイルス感染症の感染拡大の懸念から、2020年東京オリンピック・パラリンピック大会のギリシャ国内の聖火リレーが開始早々中止されたことにより出走を果たせなかった全てのランナーに対して、聖火トーチをはじめ出走証明、聖火ランナーのユニフォームなどを無料で贈呈すると発表した。

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2020年3月12日(木)ギリシャのオリンピア遺跡で採火された聖火は、史上初の女性第一聖火ランナー、リオ五輪射撃金のギリシャのアナ・コラカキに受け渡されリレーがスタート。その直後、13日(金)ギリシャ・スパルタ市で行われた聖火リレー式典に想像を超える観客らが集まったことから、これ以降アテネのパナシナイコスタジアムで19日(木)開催される聖火受渡式までにギリシャ国内で予定されていたすべての聖火リレーが中止されていた。

出走を果たせなかった聖火ランナーのうち、聖火トーチの受け取りを希望する者は2020年10月30日(金)までにアテネのギリシャオリンピック委員会(EOE)に対し電話等により連絡が必要。受け取り時には身分証明書の提示が必須となる。

 

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