(2020.2.14 Update)
今年2020年はギリシャとペルシアとの間で紀元前480年に起こったテルモピュライの戦いから2500年の記念の年だ。スパルタ王レオニダス率いるギリシャ軍が戦ったテルモピュライの戦いは、ギリシャだけでなく世界の歴史上もっとも重要な戦いのひとつとして知られている。
この記念すべき年を祝してギリシャ・スパルタでは様々なイベントが行われるほか、ギリシャ銀行では11日(水)3種類の記念硬貨の発行を発表している。
そんな中、3月12日(木)ギリシャのアルヘア・オリンピアで採火されるオリンピック聖火のギリシャ国内リレールートのひとつとして選出されているスパルタ市のペトロス・ドゥカス市長は2月12日(水)、フランク・ミラー原作のグラフィックノベル「300」を原作にペルシア戦争の中のテルモピュライの戦いを描いた作品で、2006年に公開された米映画『300(スリーハンドレッド)』で主人公のスパルタ王レオニダスを演じたジェラルド・バトラーが聖火ランナーとしてスパルタ市内を走ることを発表した。
12日(木)行われる採火式にも出席予定のバトラーは3月14日(土)ミストラからスパルタまで聖火を手に出走する予定という。
またバトラーとともに米ハリウッドから『300』をはじめ『フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996)』『アレキサンダー(2004)』『インモータルズ -神々の戦い-(2011)』などを手掛けたハリウッドギャング・プロダクションのジャンニ・ヌナリ氏がギリシャ入りする。
スパルタ市の発表によればこのほか映画『タイタニック(1997)』でキャルドン・ホックリー役を演じ、またスパルタ出身の一族のひとりでもあるビリー・ゼインがスパルタ市内を走る聖火ランナーとして参加する予定という。
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