2004年のアテネオリンピックで水球ギリシャ女子代表が決勝でイタリア代表と対戦、銀メダルを獲得してから17年の時を経て、東京で今度はギリシャ男子代表が東京2020オリンピック最終日の8月8日(日)に行われた決勝に出場。2016年のリオ大会でクロアチアと対戦し金を獲得したセルビアと対戦、13-10の接戦で銀メダルを獲得した。
ギリシャは予選リーグ・グループAでハンガリー、イタリア、日本、南アフリカ、アメリカと対戦、イタリアと6-6で引き分けた以外の4試合をすべて勝利し決勝トーナメントに進出。準々決勝でモンテネグロに10-4で勝利し、続く準決勝でハンガリーに9-6で勝利し決勝へ進出。セルビアと戦った決勝でギリシャは第1ピリオドを3-6, 第2ピリオドを7-8, 第3ピリオドを9-10, 第4ピリオドを10-13で戦い、オリンピック準優勝の快挙を成し遂げた。
ギリシャ代表は予選リーグを含め、今大会で戦った全8試合のうち唯一負けを喫したのが決勝のセルビア戦のみという素晴らしい結果で東京大会を締めくくった。
東京2020オリンピック・水球ギリシャ男子代表の全試合結果は次のとおり。
[ 予選リーグ・グループA ]
7/25(日)ギリシャ-ハンガリー:10-9
7/27(火)ギリシャ-イタリア:6-6
7/29(木)ギリシャ-日本:10-9
7/31(土)ギリシャ-南アフリカ:28-5
8/2(月)ギリシャ-アメリカ:14-5
[ 決勝トーナメント ]
8/4(水)準々決勝/ギリシャ-モンテネグロ:10-4
8/6(金)準決勝/ギリシャ-ハンガリー:9-6
8/8(日)決勝/ギリシャ-セルビア:10-13
今回の銀メダルはギリシャ代表にとって4つ目のメダル獲得。内訳は金2(ボート・男子シングルスカル:ステファノス・ドゥスコス、陸上・男子走り幅跳び:ミルトス・テンドグル)、銀1(水球男子)、銅1(体操・男子種目別つり輪:レフテリス・ペトルニアス)で、メダル獲得数でギリシャは第36位となった。