
ギリシャオリンピック委員会は直近に行われた理事会で、2020年東京五輪の参加資格を獲得したすべてのアスリートに対し一人当たり10,000ユーロを助成することを決定した。アスリートに対するこの経済的支援は、すでに参加資格を得ている選手をはじめこれ以降参加資格を獲得した選手にも適用されるもので、金額は連盟を通じて一括で交付される。
ギリシャオリンピック委員会のスピロス・カプラロス会長は選手に対する経済的支援に関する今回の決定について「今日はアスリートたちにとって記念すべき日と言えるだろう。その素晴らしい成績によって我々に誇りをもたらすアスリートたちを支援でき嬉しい思いだ。これまで我々が幾度となく訴えて来たように、政府からの助成金では連盟のスタッフに対する給与にも満たない中、スポンサーシップ等によりギリシャオリンピック委員会が確保した資金はすべてアスリートに渡り、彼らがトレーニングや参加準備において直面する問題の解決に貢献することとなるだろう。こうした連盟の強化が、東京オリンピックにおけるギリシャ人アスリートの更なる参加資格の獲得に寄与するものと確信している。」とコメントした。