日本とギリシャの修好120周年の今年2019年、40年以上に渡って日本とギリシャの二国間関係に寄与してきた日本ギリシャ協会が主催するシンポジウム「古代ギリシャを日本に見る~古代ギリシャ叙事詩と日本の伝統文化「能」との出会いから~」が6月に開催される。
今回のシンポジウムでは、モデレーターにハニオティス教授の招聘に尽力した藤井 崇・関西学院大学准教授を迎えて、第1部で古代ギリシャ学研究における最高権威として名高いプリンストン高等研究所で古代史・古典学教授として活躍するアンゲロス・ハニオティス教授による基調講演を、第2部でハニオティス教授、ホメロスの叙事詩『オデュッセイア』第11歌「ネキア」を能として現代に甦らせた作品『冥府行~NEKYIA』を舞った人間国宝の四世梅若 実玄祥(うめわか みのるげんしょう)師、同作のギリシャ人演出家ミハイル・マルマリノス、そして同作のプロデューサー・伊藤 寿氏をパネリストに迎えたパネルディスカッションが行われる予定。
・GreeceJapan.comアーカイブ:ホメロスの「オデュッセイア」、新作能「冥府行~ネキア」として東京で上演
・GreeceJapan.comアーカイブ:プリンストン高等研究所・ハニオティス教授(ギリシャ史)講演会が5日(金)東京で開催
参加費は無料。参加を希望する場合は日本ギリシャ協会ホームページの参加登録フォームより事前登録必須。
[日本・ギリシャ修好120周年記念シンポジウム 古代ギリシャを日本に見る~古代ギリシャ叙事詩と日本の伝統文化「能」との出会いから]
日時:2019年6月4日(火)18:00~20:00(開場 17:40)
会場:大妻女子大学千代田キャンパス 本館E棟地下1階 055教室
言語:日英同時通訳あり
申込み:日本ギリシャ協会・参加登録フォーム(こちら)から