2019年8月3日(土)から11日(日)まで埼玉県秩父郡東秩父村の和紙の里で、日本ギリシャ修好120周年記念事業の一つとしてギリシャ・日本両国の版画作家の傑作を集めた「日本・ギリシャ現代版画交流展」が開催された。
「日本・ギリシャ現代版画交流展」8月に東秩父・和紙の里、11月末に東京都美術館で開催
初日3日(土)には会場となった東秩父村の足立理助村長、高野勉・日本版画会長をはじめ版画展の開催に尽力した来賓が駆けつけオープニングイベントが開催。ギリシャからこの版画展のために来日したフローレンス・クリスタキス・ギリシャ版画家協会長とニコス・スタヴラカンドナキス・ギリシャ版画家協会事務局長を迎え、和やかな雰囲気の中版画展の開催を祝した。
またオープニングイベントには今回の版画展を後援したギリシャ大使館からゲオルギオス・パルテニウ臨時大使代理が来訪し和紙の里内の茶室で開かれた茶会に参加。続いて版画展会場を訪れたパルテニウ臨時大使代理はギリシャから集まった作品を前に、クリスタキス会長とスタヴラカンドナキス事務局長による作品の解説に聞き入った。
会場ではクリスタキス会長とスタヴラカンドナキス事務局長がギリシャから持ち込んだメゼが振る舞われ、訪れた観客らはギリシャの味覚を味わいながら、初めて目にするギリシャの版画家の作品を興味深く鑑賞した。
本版画展は11月26日(月)から、会場を東京・上野の東京都美術館に移して12月1日(月)まで開催される予定。
Photos: Junko Nagata © GreeceJapan.com
GreeceJapan.comアーカイブ:「日希現代版画展、ギリシャ・ピレウスで開催」(ギリシャ語)