ザベタ・トゥルル・ミロス島副市長率いるギリシャ・ミロス島の使節団が2019年2月6日(水)から10日(日)の日程で姉妹島の香川県小豆島を訪問した。
今回小豆島を訪問した使節団には、ミロス島市長ゲラシモス・ダムラキス氏の名代として来日したトゥルル女史をはじめ、市議会議員のアシナ・スリ女史のほかミロス市社会保護教育・文化局長のアシナ・ジカ女史らミロス島市議会の幹部がミロス島の子供たちを中心とした使節団に同行。5日間にわたる滞在中、使節団のメンバーらは島内の名所を訪れると同時に小豆島の人々の日常生活、文化、習慣や伝統を学んだ他、オリーブとギリシャをテーマとして造られたオリーブ公園でのツアーに参加した。
小豆島とギリシャ・ミロス島の姉妹島としてのきっかけは、海亀の保護活動を行う団体MEDASSETの創始者にして代表者のリリー・E・ベニセロス女史が小豆島に設置されたギリシャ風のオリーブ神殿と平和の鐘の鐘塔が海亀と似ていることに関心を示し、当時の内海町長と香川県知事に姉妹島提携を提案、これを契機として1989年(昭和64)10月8日に姉妹島の調印に至ったことに端を発している。
2016年(平成28)には小豆島の使節団がミロス島を訪問。これを記念して島の一角にギリシャ・日本友好公園が開園、長年に渡る両国の結びつきの強さを印象付けた。
GreeceJapan.comアーカイブ:ギリシャ・ミロス島にギリシャ‐日本友好庭園が開設(フォトレポート)
写真提供:堀之内 照幸(Teruyuki Horinouchi)
Video
ギリシャの男性歌手ディミトリス・ミトロパノスのゼイベキコの名曲「ローザ」をバックに踊るミロス島の子供たち
東日本大震災の復興支援ソング「花は咲く」を歌うギリシャ・ミロス島と小豆島の子供たち