7日(日)行われたリオ五輪・射撃の女子10mエアピストル決勝で、ギリシャのアナ・コラカキが177.7点をマークし銅メダルを獲得、ギリシャに今大会初のメダルをもたらした。
1996年ギリシャ・テサロニキ生まれのコラカキは今年20歳。2009年から競技生活をスタート、2010年には早くも代表入りを果たしている若手期待の選手。
今回コラカキが獲得した銅メダルは、1920(大正9)年ベルギーで開催された第7回アントワープ大会で、ギリシャ男子代表5名が30mミリタリーレボルバー団体種目で獲得した銀メダル以降実に95年ぶりにギリシャにもたらされた射撃競技でのメダルとあって、ツィプラス首相をはじめギリシャ各党の党首ら政治家からもメダル獲得を祝うメッセージが寄せられた。
なお、射撃の女子10mエアピストルでは中国の張夢雪が金メダルを、ロシアのビタリナ・バツァラシュキナが銀メダルを獲得している。