コスタリカ戦を直前に控えたサッカー・ギリシャ代表選手らが28日(土)首相に向けて代表のためのトレーニングセンター建設予定地の確保を求める要望書を送ったことを明らかにした。
ブラジルで闘うギリシャ代表選手23名全員の署名が記された要望書は次のようなもの。
「-私たちには特別ボーナスは必要ありません。お金が欲しいのではないのです。なぜならただギリシャのために、ギリシャの国民のために戦っているのですから。
私たちが必要としているのは、ギリシャ代表チームが拠点とする予定のトレーニングセンター建設に十分な用地の確保および分配に関する協力なのです-。」
ギリシャサッカー連盟はこれまでにも用地の譲渡を求めて交渉を続けていたものの、政府からの回答はなかったもの。
この代表選手らの要望書に対し、首相は要望書を受け取った土曜日遅くにギリシャサッカー連盟を通じて回答。これによれば、首相は代表選手らの要望するトレーニングセンターの実現に向けあらゆる努力を惜しまないことを約束したという。