4月28日(月)東京・代々木第1体育館で行われたJA全農世界卓球団体選手権東京大会の男子1次リーグでギリシャは日本と対戦。カリニコス・クレアンガ、パナヨティス・ギオニス、コスタス・パパゲオルギウで挑んだギリシャは日本の水谷隼、岸川聖也、松平健太を3-2で制し、激戦となった敵地での初戦を勝利で飾った。
激戦を制したギリシャ男子代表監督のコスタス・バツァクリスは今回の勝利について次のように語った。
「日本代表は我々より強いストレスがあったことは間違いない。我々としては、まず日本戦かハンガリー戦のいずれで1勝をあげ、続く対戦相手にプレッシャーを与えたかった。水谷と対戦したクレアンガは初戦を落としたが、続くギオニス、そして3番手のパパゲオルギウが欧州選手権での勝利に続いて東京でもやってくれた。我々がメンタル面で調子をあげればあげるほど、対戦相手がプレッシャーで沈んでいくのがわかった。それは第5戦でクレアンガが岸川に3-0で完勝した試合内容に現れていたと思っている。我々はこの勝利に誇りに感じている。この調子で続く試合にベストを尽くしたい。」
ベンチから熱い声援でクレアンガら出場選手を支えたアナスタシオス(タソス)・リニオティス、コンスタンディノス(コスタス)・ラゴヤニスの2名のギリシャ代表も、勝利の瞬間立ち上がり共に開催国・日本から得た勝利の喜びを分かち合った。
photos: Junko Nagata © GreeceJapan.com