大会まであと2週間と迫ったJA全農2014年世界卓球団体選手権東京大会に出場するギリシャ男女代表選手たち。
日本人選手との対戦経験もあり、オリンピック代表選手でもあるクレアンガ、ギオニスといった男子代表をはじめ、女子代表最年少の19歳トリウまで、東京での活躍が期待されるメンバーのプロフィールをギリシャ卓球連盟に公表された情報を中心に紹介する。
カリニコス・クレアンガ
1972年3月8日ルーマニア・ビストリッツァ生まれの42歳、右利き・シェイクハンドのプレイヤー。2008年の北京五輪、2012年ロンドン五輪両大会の男子シングルスに出場。北京では男子シングルス3回戦で日本の水谷隼と対戦、4-1で勝利を収めている。プライベートでは二人の娘を持つ父親で、海上でのスキーと映画鑑賞が趣味という。
パナヨティス・ギオニス
1980年1月7日アテネ生まれ。右利き・シェイクハンドのプレイヤー。オリンピックには2004年アテネ、2008年北京、2012年ロンドン大会に出場。ロンドンでは男子シングルス3回戦で日本の岸川聖也と対戦、4-3で敗れている。歯科医でありながら代表選手も務めるマルチな彼の趣味はネットサーフィン、プレイステーション、そしてフットサルという。今年4月からは卓球ドイツ・ブンデスリーガのボルシア・デュッセルドルフに移籍し更なる活躍を目指す。
コスタス(コンスタンディノス)・パパゲオルギウ
1979年3月26日アテネ生まれの右利きプレイヤー。ギリシャ国内男子ランキングではギオニス、クレアンガに次いで3位に位置している注目の選手。プライベートでは一人息子の父親で、映画鑑賞、読書が趣味という。
タソス(アナスタシオス)・リニオティス
1983年4月17日ギリシャ・サラミナ生まれの右利きプレイヤー。2010年モスクワで開催された世界卓球選手権団体戦にもクレアンガ、パパゲオルギウらと共に出場した彼はギリシャ国内男子ランキングで5位に位置している。プライベートではフットサル、音楽鑑賞が趣味という。
コスタス(コンスタンディノス)・ラゴヤニス
1981年4月15日ギリシャの港町ピレウス生まれ。右利きで、安定したプレーとコントロール力に定評のある様々な球種を打ち分けるオールラウンドプレイヤー。ギリシャ国内男子ランキングでは4位に位置している。プライベートではモータースポーツとボーリングが趣味という。
カテリナ(エカテリナ)・トリウ
1995年8月21日アテネ生まれ。ゲームコントロール力に優れたプレイヤーで、若干19歳にしてギリシャ国内女子ランキングの1位に位置している。プライベートでは音楽鑑賞が趣味という。
マリア・フリストフォラキ
1989年10月31日ギリシャの港町ピレウス生まれ。右利きのオールラウンドプレイヤー。2007年アルジェリアで行われたワールドジュニアサーキットでは女子団体・女子ダブルスの双方で銅を獲得、ギリシャ国内女子ランキング2位に位置している。プライベートでは映画・音楽鑑賞が趣味という。
アンゲリナ・パパダキ
1989年8月15日アテネ生まれ。左利きで、攻撃的スタイルのプレーが特徴的なプレイヤー。ジュニア時代からバルカン選手権等でメダルを獲得している彼女は、現在ギリシャ国内女子ランキングで3位に位置している。プライベートでは映画鑑賞が趣味という。