K-1 WORLD MAX 2025:ギリシャのカリスティス、金子晃大に判定で敗れる(photos)

2025年2月9日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催されたK-1 WORLD MAX 2025のスーパー・バンタム級タイトルマッチで、ギリシャ・ロードス島出身の挑戦者マノリス・カリスティスが日本の王者・金子晃大と対戦。3-0(30:26/30:27/30:27)の判定で敗れた。

日本で闘うのはこれで3度目と告白するカリスティスは、2016年1月RISEのリングで那須川天心と対戦。今回はその二つ名のとおり「ローリングサンダー(胴廻し回転蹴り)」の使い手として、多彩な攻めを武器にK-1の舞台に初参戦。試合前日の公式計量を難なくパスした後の記者会見では、ベルト奪取に賭けた意気込みを語ったカリスティスは、試合で王者・金子を相手に猛攻。得意のローリングサンダーを見舞うも、3Rで二度のダウンを喫し、惜しくもベルト奪取に至らなかった。

試合後、控室にはカリスティスの戦いぶりを称え魔裟斗氏が訪問し激励。その後、対戦相手の金子選手もカリスティスの控室を訪れ、次の機会のあることを誓い合った。

この日、カリスティスの闘いの前には、ギリシャのベセラ・ロガスカが日本の第6代Krush女子フライ級王者の池内紀子とK-1女子フライ級で対戦。3-0(30:29/30:29/30:28)の判定で敗れた。

[ K-1 WORLD MAX 2025 フォトレポート ]

入場するカリスティスとコーチのアルギロプロス氏
入場する第3代K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者・金子晃大
入場する第3代K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者・金子晃大
金子晃大に会心の一撃を見舞うカリスティス
ローリングサンダーで金子晃大を攻めるカリスティス

試合後控室を訪れた金子晃大とカリスティス
カリスティス、コーチのナソス・アルギロプロス氏、魔裟斗氏
(左から)自らも数々のベルトに輝くファイターでありカリスティスのコーチのパヴロス・カポニス氏、カリスティス、 池内紀子と対戦したベセラ・ロガスカ、コーチのアルギロプロス氏

photos: Junko Nagata ©GreeceJapan.com

永田 純子
永田 純子
(Junko Nagata) GreeceJapan.com 代表。またギリシャ語で日本各地の名所を紹介する  IAPONIA.GR, 英語で日本を紹介する JAPANbywebの共同創設者。

関連記事

FOCUS GREECE-JAPAN

最新記事

1,820FollowersFollow