東京都内で2016年3月17日(木)オリンピック出場経験者で組織されるギリシャ・日本の各オリンピアンズ協会が協力協定を締結した。
締結式にはギリシャからギリシャ・オリンピアンズ協会のブーラ・コゾボリ会長と、ギリシャ水球女子代表選手として活躍した同協会のエヴィ・モライティドゥ副会長が出席。1988年ソウルオリンピック100m平泳ぎで金メダルに輝いた日本オリンピアンズ協会の鈴木大地会長とともに二国間におけるスポーツ、健康、教育、文化の振興のための協力協定書にサインした。
会場には日本オリンピック委員会(JOC)会長であり、日本オリンピアンズ協会名誉会長を務める竹田 恆和(たけだ つねかず)氏とルカス・カラツォリス駐日ギリシャ大使、駐日ギリシャ大使館経済商務部のディオニシオス・プロトパパス部長が列席した。
ギリシャ・オリンピアンズ協会のブーラ・コゾボリ会長は会見で「日本のオリンピアンズの方々と協力関係を築くことができ大変うれしい思いだ」とコメント。また「今回二国間で締結された協力協定は、互いの優れた文化のみならず、2020年の東京オリンピックを間近に控えた日本とギリシャとの間のさらなる友好関係の構築に貢献するものとなるだろう」と述べた。
今回の締結式にはすべての競技種目から日本のオリンピアンズ150名が出席、協定書にサインした。
また会場には昭和25(1950)年ヘルシンキオリンピック水泳銀メダリストの橋爪四郎氏(88)も日本最高齢ののオリンピアンズとして出席した。
写真提供:駐日ギリシャ大使館