オペラ界不世出のディーヴァ、マリア・カラスが遺し、没後40年にしてその存在が明らかになった未完の自叙伝や、本作監督のトム・ヴォルフが彼女の友人たちの信頼を得て集めた封印されてきたプライベートな手紙や秘蔵映像が映画「私は、マリア・カラス(Maria by Callas)」として12月21日(金)から東京・日比谷のTOHOシネマズ シャンテ、渋谷のBunkamura ル・シネマほか全国で順次公開される。
今回監督のトム・ヴォルフが描くのは、これまで幾度か映画化されたカラスの「誰も知らない」姿。全編がカラス本人の歌と言葉だけで綴られる本作では、伝説の歌姫の知られざる姿を知ることが出来る。
監督は3年に渡ってマリア・カラスを探求するプロジェクトを敢行し、その結果を初の長編映画として本作に結実させたトム・ヴォルフ。ナレーションには映画『永遠のマリア・カラス(2002)』でカラス役を演じたファニー・アルダンが務めている。