EU(欧州連合)の原産地呼称保護(PDO)製品に認定され、その効能から医薬品をはじめ化粧品、食品に至るまで様々な製品に利用されているマスティハの生産地として名高いギリシャ・ヒオス島に暮らすギリシャ人女性教授レニア・ジグラキ氏が、マスティハの栽培をさらに国内外に知ってもらうためのプロジェクト「アダプト・ヒオス・ツリー(Adopt Chios Tree)」をスタートさせた。
このプロジェクトでは支援者ひとりひとりがマスティハの樹一本一本を支援することができ、ギリシャ人だけでなく世界各地のあらゆる人々が支援の担い手として、マスティハについての知識を得ながら、自らが支援するマスティハの樹をその目で見るためにヒオス島を訪れ、訪れる季節に応じて樹の傍らでのピクニックを楽しんだり、マスティハの収穫を体験することなどを目指しているという。
支援者を得たマスティハの樹には、その支援者の名を記した木製のプレートが掲げられるとともに、支援の証明としてギフトボックスに収められた50グラムのマスティハ樹脂と自らが支援するマスティハの樹の写真が贈られるという。
ヒオス島ではこのほかオリーブの樹に対する支援も受け付けている。
支援を希望する場合、または詳細な情報は「アダプト・ヒオス・ツリー(Adopt Chios Tree)」公式ウェブサイトから申し込み・確認することができる。
「アダプト・ヒオス・ツリー(Adopt Chios Tree)」公式ウェブサイト:www.adoptchiosmastihatree.gr