4月22日(月)から、ギリシャ郵便(ELTA)が「国際映画賞を受賞したギリシャ映画」と題した新しい記念切手シリーズの発行を開始した。ギリシャ郵便は今回の記念切手シリーズの発行を通じて、ギリシャ文化を世界に広める担い手としてのギリシャ映画の持つ役割を広く示していきたいとしている。
なお、今回のシリーズで取り上げられるのは以下の4作品。
テオ・アンゲロプロス監督:『旅芸人の記録』(1974-1975)、『シテール島への船出』(1984)
ニコス・クンドゥロス監督:「オ・ドラコス(ドラゴン)」(1956)(*日本未公開)
マイケル(ミハリス)・カコヤニス監督:『エレクトラ』(1962)
1975年カンヌ国際映画祭・国際批評家大賞を受賞したアンゲロプロス監督の『旅芸人の記録』など、国際的な栄誉に輝く名作ばかりを集めたこのシリーズは、切手収集家のみならず映画ファンからも注目を集めている。