日本の誇る世界的アニメシリーズ「ドラえもん」の誕生日である2112年9月3日を盛大にお祝いすべく、今年も2024年9月7日(土)にテレビ朝日で『誕生日スペシャル・のび太とギリシャのケーキ伝説』が放送される。
今年は5年ぶりとなるオリジナル中編エピソードを放送。「ドラえもん」シリーズ史上初となる「古代ギリシャ」を舞台に、のび太たちが大冒険を繰り広げるという。
本作の脚本を手がけたのは、劇団ヨーロッパ企画の代表で、話題作を次々と生み出してきた脚本家・上田誠(うえだ まこと)氏。映画『リバー、流れないでよ(2023)』では第33回日本映画批評家大賞の脚本賞に輝いているいる実力者で、「ドラえもん」の脚本を担当するのは今回が初めてという。
また、古代ギリシャ部分の時代考証は古代ギリシャ研究家の藤村シシン氏が担当している。
[ドラえもん 誕生日スペシャル:のび太とギリシャのケーキ伝説]
放映日:2024年9月7日(土)夜6時57分〜
放送局:テレビ朝日系列
声の出演者:
ドラえもん/水田わさび
のび太/大原めぐみ
しずか/かかずゆみ
ジャイアン/木村 昴
スネ夫/関 智一
吟遊詩人/齊藤京子
勇者テセウス/小林千晃
あらすじ:
タイムマシンに乗って、紀元前5世紀のギリシャ・アテネにやって来たドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫。実は、のび太たちはドラえもんに“世界で最初のバースデーケーキ”をプレゼントするつもりでやって来たのだが、一同は目の前に現れたパルテノン神殿に大はしゃぎ。“きせかえカメラ”で古代ギリシャ人の服装に早変わりし、“ほんやくコンニャク”を使って街を散策する。
街角では、吟遊詩人がハープで弾き語りをしているところに出くわす。彼が歌っていたのは、勇者・テセウスが牛の怪人・ミノタウロスの迷宮に乗り込んでいけにえとして集められていた人間たちを助け、アリアドネ姫からもらった糸をたどって迷宮を抜け出した…という詩だった。
ところが散策の途中、ひとり忘れ物を取りに戻ったのび太が誤ってタイムマシンを操作、さらに1000年の時空を超えてしまい、紀元前15世紀のアテネに不時着してしまう。その上、運悪くいけにえとしてとらえられ、ある島へと連れていかれることに…! 到着したのは、当時、海洋文明が栄えていたクレタ島。もしやのび太は吟遊詩人が歌っていたとおり、ミノタウロスのいけにえとして捧げられてしまうのか!? のび太を助けるためドラえもんたちも時をさかのぼり、クレタ島の迷宮に向かうが…!?