5月25日(土)から6月1日(水)までの8日間の日程でギリシャを公式訪問されている秋篠宮ご夫妻の次女・佳子さまが28日(火)ギリシャのカテリナ・サケラロプル大統領を表敬訪問された。
日本とギリシャの間で明治32年に修好通商航海条約が結ばれ外交関係を樹立してから125年の節目の年にギリシャを公式訪問されている佳子さまは、27日(月)にはパルテノン神殿とアクロポリス博物館をご視察されオルガ・ケファロヤニ観光相と面会。
その後両国関係の向上に貢献したとして日本の勲章を授与されたギリシャ人との懇談に臨まれたほか、日本とギリシャの外交関係樹立125周年の記念式典にご出席。続いて同日、共立女子大学の木戸雅子教授とギリシャと共同で聖堂壁画の修復事業が進められたギリシャ・サラミナ島のファネロメニ修道院を視察された。
また、翌日28日(火)のサケラロプル大統領への表敬訪問後にはキリアコス・ミツォタキス首相夫妻と懇談。この日にはパナイコスタジアムやギリシャの柔道クラブへも訪問され、精力的にご公務を務められた。
佳子さまは29日(水)ケルキラ島を訪問。翌30日(木)には、2008年美術館の収蔵品の中から日本の研究者チームにより写楽の肉筆画が発見されたことで一躍その名を知られたケルキラ・アジア美術館を訪問されるといい、6月1日(土)帰国の途に就かれる予定。