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2024パリ五輪:ギリシャ・オリンピア市で開催の聖火リレーに愛知県稲沢市の中学生が参加
2024年(令和6)4月16日(火)ギリシャ・オリンピア市で開催される2024パリオリンピック聖火採火式及び聖火リレーに、オリンピア市の姉妹都市である愛知県稲沢市稲沢市の中学生9名を含む17名が派遣される。稲沢市とオリンピア市は1987年(昭和62)8月22日に姉妹都市提携を締結。1996年(平成8)3月にオリンピア市で行われたアトランタオリンピック聖火リレーに「世界で初めて」外国人として稲沢市の高校生(当時)が聖火ランナーを務めたことをきっかけに、以来稲沢市の中学生を派遣している。2020東京オリンピックの際にも聖火ランナーとして中学生の派遣を予定していたものの、新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響により直前で中止。今回の派遣は8年ぶりとなる。■派遣日程
2024年(令和6年)4月12日(金)から19日(金)までの8日間
※聖火採火式及び聖火リレーは2024年(令和6)4月16日(火)開催予定■オリンピア市での主な活動
聖火ランナーとしてオリンピアの地を走るほか、オリンピア市内のホストファミリーや子どもたちと交流。また、習字やけん玉、水墨画など日本の文化を紹介するほか、和太鼓演奏や「いなッピ―音頭」を披露する予定。 ■五輪聖火トーチ展示 in 稲沢市役所
稲沢市役所内において、以下の五輪の聖火トーチを展示。東京2020オリンピック・パラリンピック(2021年)
リオデジャネイロオリンピック(2016年)
ロンドンオリンピック(2012年)
北京オリンピック(2008年)
アテネオリンピック(2004年)
長野オリンピック(1998年)
アトランタオリンピック(1996年) ■今後の主なスケジュール
4月12日(金)派遣団出発式:場所/稲沢市役所本庁舎/午後3時30分より
4月14日(日)オリンピア市役所表敬訪問、オリンピア市内視察、オリンピア市内のホストファミリーとの交流
4月15日(月)聖火採火式リハーサル視察、オリンピア市主催交流会、オリンピア市の子どもたちとの交流会
4月16日(火)聖火採火式典、聖火リレー、中学生による日本文化の紹介
4月17日(水)アテネ市内視察、在ギリシャ日本大使館表敬訪問
4月19日(金)派遣団解団式:場所/稲沢市役所本庁舎/午後9時30分より(予定)■姉妹都市提携のいきさつ
両市とも紀元前にまでさかのぼる歴史を持つ古い都市で、多くの遺跡や文化財があることや、両市ともに平和を願い非核平和都市宣言をしていること、そして裸で行われていた古代オリンピック競技と稲沢市の伝統的神事「国府宮はだか祭」に共通点があること、この3つの点から姉妹都市提携の話が持ち上がり、昭和62年(1987年)8月22日にオリンピア遺跡内のヘラ神殿前で調印式が行われた。■参考資料
稲沢市公式WEBサイト https://www.city.inazawa.aichi.jp/
稲沢市シティプロモーションサイト http://www2.city.inazawa.aichi.jp/kikaku/
稲沢市シティプロモーション動画 https://www.youtube.com/watch?v=-iaIDfEUllg■問い合わせ先
愛知県稲沢市総合政策部シティプロモーション課(TEL:0587-32-1125)
ギリシャ・オリンピア市の訪問団、姉妹都市の愛知県稲沢市を訪問
愛知県稲沢市と1987年(昭和62)8月22日に姉妹都市提携を締結したギリシャのオリンピア市(アルヘア・オリンピア市)の訪問団が2023年2月2日(木)から稲沢市を訪問、同日午前市役所を表敬訪問した。今回縁深い稲沢市を訪れたのは、ゲオルギオス・ゲオルギオプロス・オリンピア市長をはじめソティリオス・パパイリウ・オリンピア市議会議長、そしてエフティミオス・コジャス・前オリンピア市長の3名からなる訪問団。3日(金)に開催される1200年以上の歴史を持つ「国府宮はだか祭」に合わせて訪日したゲオルギオプロス市長らは、2日(木)稲沢市役所を訪問、加藤錠司郎・稲沢市長らとともに30年以上に渡る両市の長年に渡る確かな絆を改めて確認した。姉妹都市提携だけでなく、稲沢市は東京2020オリンピック・パラリンピック大会でギリシャのホストタウンとしても様々な活動を実施。2021年4月5日(月)稲沢市内で行われた東京2020オリンピック大会の聖火リレーには、当時のカキュシス駐日ギリシャ大使が稲沢市の聖火ランナー第2走者として、「国府宮はだか祭」の行われる尾張大國霊神社から続く参道を出走した。また、オリンピア市訪問団は同日2日(木)午後から市内祖父江生涯学習センター「ソブエル」で開催された稲沢市立祖父江中学校2年生との交流会に出席。訪問団からオリンピア市の紹介が行われたほか、祖父江中学校の生徒より稲沢市の紹介をはじめ、日本の遊びや琴の演奏、合唱が披露された。
「稲沢市×ギリシャ共和国 ホストタウン フレーム切手」が7月15日(木)発行
GREEK東京2020オリンピック・パラリンピック大会でギリシャのホストタウンであり、また1987年(昭和62年)よりギリシャ・オリンピア市(アルヘア・オリンピア市)の姉妹都市として活発な交流を続けている愛知県稲沢市とギリシャとのホストタウン事業を記念したオリジナル フレーム切手「稲沢市×ギリシャ共和国 ホストタウン フレーム切手」が2021年7月15日(木)から販売開始される。ホストタウンは日本の自治体と、2020年東京大会に参加する国・地域の住民等が、スポーツ、文化、経済などを通じて交流し、地域の活性化等に活かしていく取り組みで、2021年5月28日現在で424件が登録されている。「ホストタウン フレーム切手」は、日本郵便の各支社が、ホストタウンを務める各自治体と協力して、数量・販売郵便局を限定して販売する切手印面の枠内に写真がレイアウトされているシール式切手のフレーム切手。各自治体と相手国との絆を印象付ける写真を用いたギリシャを相手国とするホストタウンに係る「ホストタウン フレーム切手」は、7月2日(金)発売開始された「三郷市×ギリシャ共和国 ホストタウン フレーム切手」に続きこれで2つ目。今回販売される「稲沢市×ギリシャ共和国 ホストタウン フレーム切手」は、1シートに84円切手が5枚配置され、販売価格は920円(税込)。申込受付数は500シートで、稲沢市内をはじめ愛知県内の一部の郵便局及び東京中央郵便局、大手町郵便局の計114局で販売される。稲沢市では4月5日(月)に行われた東京2020オリンピック大会の聖火リレーで、コンスタンティン・カキュシス駐日ギリシャ大使が第2走者として稲沢市の姉妹都市であるギリシャ・オリンピア市(アルヘア・オリンピア市)から繋がれた聖火を手に聖火ランナーとして出走している。
愛知県稲沢市の姉妹都市ギリシャ・オリンピア市、4月に予定の子どもたちの派遣を延期
GREEK愛知県稲沢市の姉妹都市であるギリシャのオリンピア(アルヘア・オリンピア)市が2020年4月2日(木)から9日(木)の日程で予定されていた市の子どもたちの稲沢市への派遣を新型コロナウイルスによる影響を鑑み中止すると発表した。オリンピア市のヨルゴス・ゲオルヨプロス市長は今回の中止の決定について、世界各地で新型コロナウイルスによる影響が拡大する中で、長時間の航空機による渡航を伴う子どもたちの派遣は中止せざるを得ないとして、ウイルスによる影響が沈静化した際には改めて実施を検討するとした。愛知県稲沢市とギリシャのオリンピア市は1987年(昭和62)8月22日に姉妹都市提携を締結して以来活発な交流を継続している。
ギリシャ・カヴァラの伝統舞踊団の公演、愛知県稲沢市と東京で10月に開催
GREEK日本・ギリシャ修好120周年の節目の年である今年2019年10月、ギリシャ・カヴァラで1945年に発足以来、国内外で多方面な活動を展開し続け、ヨーロッパ、アメリカ、アジア等、海外や国内のフェスティバルに参加し、高い評価を得ているリセウム・カヴァラ舞踊団の公演が10月10日(木)から14日(月・祝)まで4回に渡って行われる。修好120周年記念事業のひとつである今回の来日では、まずギリシャ・オリンピア市の姉妹都市であり、東京2020オリンピックにおけるギリシャのホストタウンのひとつである愛知県稲沢市で10日(木)で公演を実施。続く11日(金)には昨年9月に行われた五輪聖火トーチ展記念講演をはじめ、ギリシャに関する様々なプログラムが開催されている東京・千代田区の大妻女子大学で公演。そして12日(土)に東京港区の「みなと区民まつり」で公演、14日(月・祝)に「第10回子供のためのジャズコンサート」の一環として東京・麻布区民センターで小中学生とその保護者を対象としたワークショップに参加する予定。各イベントの参加については下記条件を要確認。[ 愛知県稲沢市 ]
日時:2019年10月10日(木)18:30〜20:30
会場:名古屋文理大学文化フォーラム(稲沢市民会館)中ホール
(愛知県稲沢市正明寺三丁目114番地)
入場無料、要整理券(先着500名)
整理券配布所:市役所秘書広報課、支所、市民センター、名古屋文理大学文化フォーラム(稲沢市民会館)
整理券配布日時:2019年9月2日(月)〜9月25日(水)[ 大妻女子大学 ]
日時:2019年10月11日(金)17:00~18:30
会場:大妻女子大学千代田キャンパスB棟地・下1Fアトリウム
( 東京都千代田区三番町12番地)
入場無料[ みなと区民まつり ]※台風19号の影響が予想されることから中止。
日時:2019年10月12日(土)14:00~14:40 ステージプログラム
会場:増上寺エリア/大殿前ステージ・国際友好広場ミニステージF
入場無料[ 第10回 子どものためのジャズコンサートPart2:ギリシャのフォークダンスの魅力とワークショップ ]
日時:2019年10月14日(月・祝)14:00~16:00(開場:13:30)
会場:麻布区民センター・区民ホール
(東京都港区六本木五丁目16番45号)
対象:小中学生とその保護者
入場無料、定員150名(※要事前申込み)/メール([email protected])またはFax(03‐4243‐3143)まで
申込締切:2019年10月2日(木)
愛知県稲沢市でギリシャ・カヴァラの舞踊団が10月に公演
東京2020オリンピックにおけるギリシャのホストタウンのひとつである愛知県稲沢市で、ギリシャを身近に感じてもらうために10月10日(木)ギリシャのリセウム・カヴァラ舞踊団の公演が実施される。リセウム・カヴァラ舞踊団は1945年の発足以来、国内外で多方面な活動を展開し続け、ヨーロッパ、アメリカ、アジア等、海外や国内のフェスティバルに参加し、高い評価を得ている。今回のイベントではリセウム・カヴァラ舞踊団によるギリシャの伝統舞踊のほか、ギリシャ大使館職員による講演も予定されている。観覧は無料。9月2日(月)〜9月25日(水)に市役所秘書広報課、支所、市民センター、名古屋文理大学文化フォーラム(稲沢市民会館)で配布される整理券が必要。稲沢市はオリンピックの聖火の採火式が行われるギリシャのオリンピア市(アルヘア・オリンピア市)と1987年(昭和62)8月22日に姉妹都市提携を締結、ギリシャとの長年に渡る絆で結ばれた市として知られている。オリンピア市の市庁舎前の庭園には姉妹都市提携に尽力し、オリンピア市の名誉市民の称号を受けた研究者の国分敬治(1907‐1997年)氏の銅像が安置され、昨年2018年にはギリシャ人コレクター、ストラトス・クリム氏所蔵の五輪トーチを一般に公開する特別展が市内で開催されている。[ リセウム・カヴァラ舞踊団公演 ]日時:2019年10月10日(木)18:30〜20:30
場所:名古屋文理大学文化フォーラム(稲沢市民会館)中ホール
(愛知県稲沢市正明寺三丁目114番地)
ギリシャ・オリンピア市と姉妹都市の稲沢市で18日(土)トーチ展の記念式典開催(photos-video)
GREEKギリシャ・オリンピア市と姉妹都市の愛知県稲沢市で、27日(月)まで開催されるオリンピックのトーチ展「想いをつなぐ炎~古代オリンピアから日本へ~」のオープニングセレモニーが18日(土)関係者らを招いて盛大に行われた。2018年8月18日(土)行われたオープニングセレモニーには、会場となる稲沢市から加藤錠司郎市長をはじめ川合正剛・市議会議長らが、ギリシャ大使館から臨時大使代理のゲオルギオス・パルテニウ一等参事官、ディオニシオス・プロトパパス一等参事官・経済商務部部長が参加。またコレクションを提供したストラトス・クリム氏と日本ギリシャ協会の横山進一会長、そして会場のリーフウォーク稲沢の浅野克宏・支配人が参列しテープカットが行われ、特別展の成功を祝した。愛知県稲沢市とオリンピックの聖火の採火式が行われるギリシャのオリンピア市(アルヘア・オリンピア市)は1987年(昭和62)8月22日に姉妹都市提携を締結して今年で31年というギリシャとの長年に渡る絆で結ばれた市として知られている。今年7月にはオリンピア市から6名の子供らがエフシミオス・コジャス市長とともに稲沢市を訪問。初のホームステイで親交を深め合ったばかりで、今回の特別展を契機に2020年の東京オリンピックに向け更なる交流が期待されている。日大文理学部、埼玉県三郷市、愛知県稲沢市と続くトーチ展は、東京・新宿区の伊勢丹新宿店で2018年8月29日(水)から会場を移して開催される予定。フォトレポート Photos: Junko Nagata © GreeceJapan.com 稲沢市の加藤錠司郎市長はGreeceJapan.comのカメラに対し、今回のトーチ展の実現に協力したギリシャ大使館の関係者らに謝意を述べるとともに、今年で31年目を迎えるオリンピア市との長年に渡る姉妹都市関係について言及。この両市の友好関係を2020年東京オリンピックだけでなく、その先に渡るまで続けていきたいと抱負を語った。加藤・稲沢市長の挨拶(Video)https://www.youtube.com/watch?v=Mvebgovx-pM また18日(土)のオープニングセレモニーは、2年前からこのトーチ展の実現のために文字どおり奔走したギリシャ大使館のディオニシオス・プロトパパス一等参事官・経済商務部部長にとって4年間の任期の締めくくりを飾る最後の仕事となった。20日(月)の離日を前に、GreeceJapan.comのカメラに対しその心情を語ってくれたプロトパパス参事官に心から感謝を申し上げるとともに、新たな任地での成功をお祈りしたい。『去らなければならないのが本当に残念でなりません。4年間、それは忙しい毎日を送って来ましたが、その忙しさに見合った素晴らしい成果と喜びに恵まれ幸せな日々を過ごすことが出来ました。私の同僚たちが、これからもオリンピックをはじめ様々なプロジェクトを継続し、日本におけるギリシャの印象をさらに高めてくれることを信じてやみません。』稲沢市‐オリンピア市の関連記事:国分敬冶:五輪発祥の地ギリシャ・オリンピア市に眠る日本人
2020年東京五輪:聖火トーチ展、ギリシャ・ホストタウンの稲沢市で18日(土)から
ストラトス・クリム氏が長年に渡って集めた貴重なオリンピック関連のコレクションから、聖火トーチ36本と採火式で着用されたマリア・ホルス氏のドレスを展示公開する特別展「想いをつなぐ炎~古代オリンピックから日本へ~」が、8月18日(土)から会場を2020年東京オリンピック・パラリンピックのギリシャのホストタウンの一つである愛知県稲沢市に場所を移して開催される。日大文理学部、同じくホストタウンの埼玉県三郷市に続いて国内3か所目の会場となる愛知県稲沢市では、1987年(昭和62年)にギリシャのアルヘア・オリンピア市(オリンピア市)と姉妹都市提携で結ばれて以降、聖火採火式や聖火リレーへの参加をはじめ、オリンピア市長によるはだか祭への参加や両国の訪問団の来訪など様々な機会を通じて30年あまりに渡る交流が今日に至るまで続けられている。GreeceJapan.com アーカイブ:国分敬冶:五輪発祥の地ギリシャ・オリンピア市に眠る日本人開催初日の18日(土)午前10時半からは、会場のリーフウォーク稲沢1階・リーフコートでコレクションを提供したクリム氏らを招いてオープニングセレモニーが行われる。[想いをつなぐ炎~古代オリンピックから日本へ~:稲沢市会場]期間:2018年8月18日(土)~8月26日(日)午前10時~午後9時30分(最終日:午後5時まで)
会場:リーフウォーク稲沢 1階リーフコート(稲沢市長野7丁目1-2)
ギリシャのアルヘア・オリンピア市でオリンピック聖火トーチ等の特別展開催
2024年4月8日(月)から16日(火)まで、愛知県稲沢市と姉妹都市を締結しているギリシャのアルヘア・オリンピア市の市庁舎で「近代オリンピック史におけるオリンピック聖火トーチと関連品の特別展」が開催されている。初の聖火リレーが開催された1936年(昭和11)第11回ベルリン大会から今日に至るまでの聖火リレーのトーチをはじめオリンピック関連の様々な文物が、ストラトス・クリム氏の貴重な個人コレクションから展示されている。この聖火トーチ展は、東京2020オリンピック大会開催時に日本各地でも開催された。2018年に行われたストラトス・クリム氏のGreeceJapan.com独占インタビューはこちらから:
https://greecejapan.com/jp/?p=62639
ギリシャ・日本の友好の証〜広島県江田島市で中学生らが50本のオリーブの樹を植樹
GREEK昨年4月27日2020年東京オリンピック・パラリンピックのギリシャを相手国とするホストタウンに登録されて以降、ギリシャ大使夫妻を招きオリーブの植樹式を行うなど活発な交流を続けている広島県江田島市で、2022年3月4日(金)能美中学校1年生の生徒らが同校のテニスコート跡地にオリーブを植樹する交流会が行われたギリシャ共和国とのホストタウン交流事業として4日(金)行われた交流会では、香川県の農園から取り寄せたギリシャの「コロネイキ」種の苗木50本を、能美中1年生32人、明岳周作(あきおか しゅうさく)・江田島市長、小野藤訓(おのふじ さとし)・江田島市教育委員会教育長らが、オリーブ栽培者の方々に植え方を教わりながら植樹。完成したオリーブ園は参加した生徒によりギリシャ語の「イリニ(ειρήνη/ギリシャ語で「平和」)」にちなんで「イリニオリーブ園」と名付けられ、近隣の小・中学校児童生徒が栽培や収穫を通して、世代間交流やギリシャ文化、平和への理解を深める場として活用される予定で、誰でも自由に入ることができるという。今回の交流会で生徒代表は『オリーブ園の名前を、私たちは「イリニ」と、決めました。オリーブの花言葉自体が「平和(イリニ)」だということもありますが、「イリニ」に込めた一番の思いが、私たちにはあります。
信じられないことですが、今、この瞬間にも世界には戦争に直面して苦しんでいる人が、実際にいます。その苦しみは、想像すらできません。
この「イリニオリーブ園」で、遠く離れている日本人と、ギリシャの方の思いがつながることで、「平和」を思い合う人たちが、一人でも多くなり、争いがなくなればと思います。
そして、世界中の人が安心して生きることができる平和な世界を実現させるための、ささやかな一歩として、この「イリニオリーブ園」をずっと大事にしていきたいと思います』と語っている。広島湾に浮ぶ江田島、能美島とその周辺の島々で構成される江田島市は、日本でも有数のカキ産地として、造船のまちとして有名であり、また2016年(平成28年)からは温暖で降水量の少ない瀬戸内海気候を活かしたオリーブの栽培を推進。ギリシャを相手国とするホストタウンとしては愛知県稲沢市、埼玉県三郷市、兵庫県尼崎市に次ぐ4つ目の市となる。GreeceJapan.com過去記事「Tokyo2020:広島県江田島市、ギリシャのホストタウンに登録」Photos © 江田島市
GreeceJapan.com独占インタビュー:コンスタンティン・カキュシス駐日ギリシャ大使
GREEK2021年12月末駐日ギリシャ大使としての任期を終えたコンスタンティン・カキュシス氏。重要かつ前例のない問題に直面した在任中の様々な出来事について、離日前にGreeceJapan.comに語っていただいた。カキュシス氏に心から感謝申し上げるとともに、外交官として更なる成功を得られることをお祈り申し上げたい。インタビュー:永田純子(Junko Nagata)あなたの日本における在任中には、東京2020オリンピック・パラリンピック大会(2021年)、1899年の「ギリシャ・日本修好通商航海条約」の締結から120周年記念(2019年)、社会・経済に大きな世界的な影響を与えた新型コロナウイルス感染症の予想もしないパンデミックなど、様々な出来事がありました。特に、あなたが前例のない、非常に複雑な状況を処理するために呼び出されたように、日本では想像もできなかった日々を送られたのではと思いますが。確かに在任中は、新しい天皇陛下の即位やオリンピックの延期と翌年の開催と言った歴史的な出来事と重なりました。世界に蔓延した新型コロナウイルス感染症は、個々の生活にも、また国家間の交流においても、新たな状況を生み出しました。このことで我々は皆、新しいコミュニケーションの方法を探す必要に迫られ、そしてそのチャンネルを開けたままにしておかなければならなくなりました。パンデミックであろうとも、新たな条件の下でさえ人生は続いていくのだと証明しようではありませんか。ギリシャ独立200周年の祝賀イベントは、写真と刺繡の展示会を除いて、ほぼオンラインでの開催となりましたが、いずれにせよ我々大使館職員は日本とギリシャ双方の国民への任務を果たすことができました。ギリシャと日本の二国間関係は、今日どのような状況にあるのでしょうか。二国間関係は当然ながら大変良好です。なぜなら両国は自由民主主義を掲げる政治体系や、リベラルで開かれた市場経済といった経済体制の点で似通っており、また同じ方向性を持つ海運大国だからです。2018年に日本での職務を引き継がれた時から今日まで、政治的および外交的レベルで最も重要な活動および交流は何であったと思われますか。新型コロナウイルス感染症のパンデミックは、公式訪問の中止といった結果をもたらしたように、計画に多くの変更を余儀なくさせました。在任中にはカトルガロス外務大臣や、ピクラメノス副首相が日本を訪問し、フラゴヤニス外務副大臣率いる政府レベルの訪問では、ツァキリス開発投資副大臣とトマス環境エネルギー副大臣が共に来日しました。 また東京オリンピック・パラリンピックにはギリシャを代表し、アヴゲナキス・スポーツ副大臣が2度日本を訪れました。貿易分野に関して、コロナウイルス禍の下でのギリシャの輸出はどのような状況にあるのでしょうか。ギリシャから日本へどのような製品が輸出されているのでしょうか。コロナ禍ながらギリシャの輸出は大きく飛躍し、過去2年間(2019年と2020年)の貿易収支は黒字です。特に2020年は87%も増加しました。輸出品の中でも特に医薬品(2020年は全体の65.7%)とたばこ(2020年20%)が大きな割合を占めています。他にもギリシャから日本への輸出品目には、綿花、果実、果物の缶詰、大理石、オリーブ油、ベーカリーや菓子製品、パスタ(32%増)、フェタチーズ(8%増)、金属板 / アルミニウムストリップ、アルミシート、石油製品などがあります。最近の調査によれば、投資先としてのギリシャのイメージは大幅に向上しています。これに呼応する形で、ギリシャへの投資に対する日本企業の関心は高まったのでしょうか。また、現在進行中の日本企業による新しい投資案件はあるのでしょうか。そして、日本企業にとって、ギリシャにおける主要な投資機会は何でしょうか。過去3年の、特に2018年にあった大きな投資は、JTインターナショナル(日本たばこ産業の国際部門)が、実業家として有名なイヴァン・サヴィディス氏所有のロシア企業ドンスコイ・タバック社を買収したことです。これによってその系列会社であったギリシャのSEKAP 社(ギリシャたばこ産業協同株式会社)が日本の支配下に入りました。現在ギリシャでの主な投資の機会はエネルギー、特に再生可能エネルギー源、電力ネットワーク、環境、ハイテク、ロジスティックス、運輸などの分野に見られ、加えて、造船と船舶も大きな注目を浴びています。ギリシャはヨーロッパ南東部と中東の広い地域における、生産と流通の拠点(ハブ)と成り得るでしょう。あなたの在任中、駐日ギリシャ大使館は様々なイベントを主催・後援して来られましたが、その中からいくつか挙げていただけますでしょうか。残念ながら新型コロナの影響で開催に至らなかったイベントも多々ありましたが、「ギリシャ・リセウム」伝統舞踊の公演や、パノス・カラン氏のピアノコンサート、そして上野でのギリシャ伝統的「刺繡展」を挙げたいと思います。コロナ禍のもと日本で日々を過ごされておられましたが、あなたのご意見では、日本での感染者数と死者数がその他の先進諸国と比較して少ない理由は何であるとお考えですか。世界のその他の国々が、パンデミックに対処する日本の施策から学ぶことができるものはあるのでしょうか。コロナ対策に関し日本には2つの大きな利点があります。それは島国であること、そしてそこに日本人が住んでいると言うことです。つまり日本人は公共の場でマスクを着用し、家の中では靴を脱ぐ習慣があります。そして何より規律正しく、強制措置を施さずとも政府の推奨する事を守る国民です。日本が島国である特性と入国制限措置とが組み合わされて、症例を低く抑える事に役立っているのです。日本での日々の中で、あなたが最も恋しく思い、懐かしく思い出されるだろうとお考えのものは何でしょうか。日本とその人々から受けるあなたの個人的な印象について、私たちの読者にお教えいただけますか。私が日本で感動し、帰国したら恋しく思うだろうものは、日本の人々です。彼らの内から出る礼儀正しさには感謝の念さえ抱きます。 特に人をもてなす時のお辞儀の仕方には、まるで花が閉じてまた開くような印象を何度も受けました。私は必ずやこの思い出を胸にギリシャへと発つでしょう。ありがとうございました。あなたの外交官としてのキャリアの次なる場での活躍を心よりお祈り申し上げます。2021年12月・東京
Photos:Junko Nagata ©GreeceJapan.com
Tokyo2020:広島県江田島市、ギリシャのホストタウンに登録
2020年東京オリンピック・パラリンピックのホストタウンの第29次登録団体として、4月27日(火)広島県江田島市がギリシャを相手国とするホストタウンに登録された。ギリシャを相手国とするホストタウンは2016年6月14日登録の愛知県稲沢市・埼玉県三郷市、2020年10月30日登録の兵庫県尼崎市(相手国:ベラルーシ、ギリシャ、ウクライナ)に続いて江田島市で4つ目となる。江田島市では、ギリシャの選手団との「オリーブ」を核とした東京大会終了後の交流事業を展開して信頼関係を深めることで、今後の継続的な交流へと繋げるとともに、大会を通じて市民の世界平和の大切さの理解や運動習慣・健康づくりを推進していくとしている。広島県江田島市は広島県南西の広島湾に浮ぶ江田島、能美島とその周辺の島々で構成。広島市からは海上約7.5km、呉市からは海上約6kmの位置にあり、呉市とは音戸大橋・早瀬大橋の両架橋により結ばれ、日本でも有数のカキ産地として、造船のまちとして有名。また平成28年(2016)からは温暖で降水量の少ない瀬戸内海気候を活かしたオリーブの栽培を推進している。
Tokyo2020聖火リレー:カキュシス・ギリシャ大使が聖火で繋ぐ稲沢とギリシャの絆
GREEK昨年3月12日(木)ギリシャ・オリンピア市のヘラ神殿跡で採火され、今年3月25日(木)福島県・Jヴィレッジでスタートした聖火リレーで日本各地を繋いだ聖火が4月5日(月)ギリシャ・オリンピア市(アルヘア・オリンピア市)の姉妹都市である愛知県稲沢市でコンスタンティン・カキュシス駐日ギリシャ大使に託された。カキュシス大使は稲沢市で行われた聖火リレーの第2走者として出走。新型コロナウイルス感染拡大の影響から昨年3月のギリシャ・オリンピア市への派遣が中止されたことにより、ギリシャでの聖火リレーへの参加が叶わなかった18人の中学生の代表として第1走者を務めた稲沢市在住の石川せりさんから聖火を受け取ったカキュシス大使は、尾張地方の総社でありはだか祭りが行われることで知られる国府宮(こうのみや)-尾張大國霊神社(おわりおおくにたまじんじゃ)前の参道を力走。快晴の好天のもと沿道からの声援に応えながら、南知多在住の第3走者・板谷勝彦さんへ聖火を繋いだ。稲沢市での聖火リレー開催に先立ち、カキュシス大使は市内の勤労福祉会館で加藤錠司郎・稲沢市長をはじめ、青いユニフォームに身を包み、第1走者・石川せりさんのサポートランナーを務めた市内在住の高校生、そして白いユニフォームで大使のサポートランナーを務めた市内の中学生とともに記念撮影に参加。また聖火リレー翌日の6日(火)には聖火リレー会場で声援を送ったイオアナ・ハリクリア・ヤナカル夫人とともに稲沢市役所を表敬訪問。尾張地区最大級の総座席数を誇り、バレーボール・V1リーグのウルフドッグス名古屋、日本ハンドボールリーグの豊田合成ブルーファルコン、バスケットボール・B3リーグの豊田合成スコーピオンズの活動拠点としても知られる稲沢市内の豊田合成記念体育館・ENTRIO(エントリオ)を視察した。[ フォトギャラリー ]
ギリシャ独立200周年:カキュシス・駐日ギリシャ大使がメッセージ(Video)
https://youtu.be/rhSv-CgTNtE ギリシャの独立記念日である3月25日(木)コンスタンティン・カキュシス駐日ギリシャ大使が独立から200年の記念の年に寄せたビデオメッセージを公開した。今年2021年はオスマン帝国からの独立を目指し1821年(文政4)に起こったギリシャ独立戦争から200年の記念の年。この記念すべき年を祝ってギリシャ国内のみならず、日本をはじめとする世界各地でも様々な催しが企画されていたものの、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大により中止や開催方法をオンラインに変更する等、様々な影響を受けている。カキュシス大使はビデオメッセージの中で「福島から東京2020オリンピック・パラリンピック大会の聖火がスタートした同じ日に我々の独立記念日を迎えることが出来、また東京2020オリンピック・パラリンピック大会が開催される同じ年に独立200周年を祝うことが出来、とても嬉しい思いです」とコメント、今日25日に福島県から出発した聖火リレーと、今年7月から開催されるオリンピック・パラリンピック大会に思いを寄せた。またギリシャと関係の深い日本各地の自治体のうち、1986年(昭和61)にデルフィ市と姉妹都市提携を結んだ現・富山県南砺市(旧・利賀村)の田中幹夫市長、1987年(昭和62年)にオリンピア市と姉妹都市提携を結んだ愛知県稲沢市の加藤錠司郎市長、1989年(平成元)にレフカダ市と友好提携を結んだ東京都新宿区の吉住健一区長、そして2020年(令和2)9月にギリシャを相手国とする「復興ありがとうホストタウン」に登録された福島県楢葉町の松本幸英町長から祝福のビデオメッセージが寄せられた。
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