ギリシャ中央部の都市トリカラが、公道上の特定の経路を運転手なしで走行する車両の試行プログラムである「CityMobil2」(Cities demonstrating cybernetic mobility)の実施対象都市に選出された。
ヨーロッパ12の立候補地が試行案を提出する中、トリカラ市の試行案はその中で最高得点を獲得し、自動運転車輌の試行を実施するヨーロッパ5つの都市の一つに選出されたもの。
この試行実験で使用される自動運転車輌は日本のヤマハ、Robosoft、2GetThere、Induct、そしてMovemileが製造する予定という。
トリカラ市はギリシャ中部のトリカラ県の県都で人口7万6千人。またトリカラ県はUNESCO世界遺産のひとつで険しい岩山の上に築かれた修道院群で世界的に有名な観光地メテオラを有することでも知られている。