2024年7月31日(水)パリのシャン・ド・マルス・アリーナで行われたパリ2024オリンピックの柔道男子-90kg級3位決定戦で、ギリシャのセオドロス・ツェリディス(Theodoros Tselidis)が銅メダルを獲得、今大会ギリシャに初のメダルをもたらした。
ツェリディスは1996年生まれの27歳。欧州チャンピオンシップではテルアビブ大会(2018年)で銅、ソフィア大会(2022年)で銅を獲得。今年3月に開催されたグランドスラム・タシケント大会で金を獲得し、パリでもメダル獲得に期待が集まる中での快挙にギリシャからは喜びの声が上がっている。
オリンピック大会の柔道競技におけるギリシャのメダル獲得は、現在は指導者として活躍するイリアス・イリアディスが2004アテネ大会・男子-81kg級で獲得した金、2012ロンドン大会・男子-90kg級で獲得した銅に続いて3つ目。
なお、柔道男子-90kg級では金メダルをジョージアのLasha BEKAURIが、銀メダルを日本の村尾三四郎が、銅メダルをツェリディスとフランスのMaxime-Gael NGAYAP HAMBOUが獲得した。