2013年11月29日(金)から12月2日(日)までの3日間、東京体育館で開催された柔道グランドスラム東京2013にギリシャから4選手が出場。いずれの選手も予選で敗退しメダルを逃した。
30日(土)の男子73kg級には、今年柔道欧州選手権U-21男子66kg級で金を獲得したヨルゴス・アゾイディス、柔道世界ジュニア選手権男子73kg級で銅を獲得したロマン・ムストプロスの2名がエントリー。アゾイディスは1回戦でプエルトリコのAugusto Mirandaと対戦、ムストプロスは1回戦で韓国のBang Gui Manと対戦したが、いずれも2回戦進出はならなかった。
一方、今年柔道世界ジュニア選手権男子81kg級で金を獲得したアレクシオス・ダナツィディスは同日男子81kg級にエントリー。1回戦でアメリカのJonathan Fernandezに一本勝ちするも、2回戦でグルジアのAvtandili Tchrikishviliに敗れた。
翌12月1日(日)にはアテネ五輪金のイリアス・イリアディスが再び階級を100kg級に上げてエントリー。1回戦ではポーランドのTomasz Domanskiに快勝したものの、続く2回戦で今大会100kg級金メダルを獲得したチェコのLucas Krpalekに敗退、今大会2年連続でのメダル獲得を逃した。
東京では無冠に終わったギリシャ代表4選手は、続く12月5日(木)・6日(金)韓国・済州で開催される今年最後の国際大会である柔道グランプリ・チェジュに出場、再び表彰台を目指す。
●GreeceJapan.com/永田純子