「ラフカディオ・ハーンの日(Ημέρες Λευκάδιου Χερν)」は、2015年にギリシャと日本に縁深いラフカディオ・ハーン~小泉八雲の生地・レフカダ島のレフカダ市文化センターによって、前年同市に設立されたラフカディオ・ハーン歴史センターとともに開始されたギリシャと日本の文化を紹介する2日間のイベントだ。毎年ハーンの誕生日である6月27日を中心に、最後の開催となった2023年まで様々なプログラムが行われた。
この2日間の文化イベントは、非常に重要であるラフカディオ・ハーン歴史センターの活動に対する地域社会の関心の維持と同市への観光客の誘致、また、姉妹都市である東京・新宿区との友好関係の強化と、社会貢献を目的としたもの。ハーンに関する独自の研究を行うとともに、ハイレベルな数々のプログラムが無料で開催された。
プログラムでは、講演、プレゼンテーション、ディスカッション、教育プログラムを含む学術的イベントをはじめ、音楽、ダンス、歌、映画、視覚芸術、スポーツ、グルメなどのイベントが行われた。
「ラフカディオ・ハーンの日」はレフカダ島の人々に愛され、島の人々の間に定着するとともに、ギリシャ国内外で注目を集めた。
レフカダ島特派員(文化担当):
イオアナ・フィリッパ(Ioanna Filippa)