東京・代々木の国立代々木競技場第一体育館で3月20日(水・祝)開催されたTRHD presents K-1 WORLD MAXで、昨年12月大阪でKANAからK-1 WORLD GP女子フライ級タイトルを奪取したギリシャのアントニア・プリフティ(Antonia Prifti)がベルトの防衛を賭けて参戦。日本のSAHOを相手に3ラウンドを戦ったものの、0-3の判定でSAHOに敗れ、女子フライ級の王座を明け渡した。
昨年12月大阪で行われたK-1 World GPでKANAを相手に鮮烈なデビューを飾ったプリフティは、前日19日(火)の計量で0.3kgオーバー。再計量でパスするトラブルがあったものの、20日(水)の試合ではSAHOを相手に序盤から長身を活かしたパンチからキックまで多彩な攻めで猛攻。しかしSAHOの力強い攻撃に今一歩攻めきれず、戦いは判定へ。0-3(27:30/28:30/29:30)で敗れ、SAHOに女子フライ級のベルトを明け渡した。
試合後プリフティは記者会見でSAHOの強さを賞賛するとともに「日本の皆さんのご支援とメッセージに感謝申し上げるとともに、再び日本で戦うことができることを心から祈っています」として、K-1の舞台への熱い思いを吐露した。
photos: Junko Nagata ©GreeceJapan.com