2023年12月9日(土)大阪・難波のエディオンアリーナ大阪で開催されたK-1 ReBIRTH2で、K-1 World GP女子フライ級タイトルマッチが開催され、K-1王者KANAに挑んだK-1初参戦・ギリシャのアントニア・プリフティ(Antonia Prifti)が3ラウンドの激戦を制しギリシャ女子ファイターとして初めてK-1のベルトを手にした。
近年ギリシャから数々のファイターがK-1のリングに参戦してきたものの、その強みを十分に見せつけることが出来たとは言い難い中、満を持してギリシャから参戦した22歳のプリフティは、自身がバックグラウンドとする57kg級から10kg近くの減量を経て、初のK-1の舞台でも物怖じすることなく王者KANAを相手にアグレッシブな闘いを披露。長身を活かし、キックからパンチまで多彩な攻めを武器に王者KANAを相手に一歩も引かない戦いを繰り広げ、これまで3度に渡って王座を防衛し続けてきた絶対王者・KANAからK-1女子フライ級のベルトを奪取した。
これまでMMAでも戦って来たプリフティは試合後の会見で、K-1への参戦は自身の夢であったと語るとともに、その夢の舞台でベルトを手にすることが出来たことに感動したと告白。また、57kg級から10kg近い減量を経て挑んだフライ級での闘いで得たベルトの保持に強い意欲を見せた。
[ KANA-アントニア・プリフティ戦フォトレポート ]
photos: Junko Nagata ©GreeceJapan.com