2020年東京オリンピック・パラリンピック大会のギリシャのホストタウンとして、また五輪直前にはギリシャ陸上選手らの事前キャンプ地として代表選手らを受け入れるなどギリシャ関連の活発な交流活動を続けている埼玉県三郷市が、ギリシャで毎年開催されているアテネハーフマラソンと友好マラソンとなる協定を2023年(令和5)11月2日(木)に締結したと発表した。
オンラインで開催された協定締結式では、みさとシティハーフマラソン名誉会長を務める木津雅晟・三郷市長、さとシティハーフマラソン会長及び実行委員会を務める豊田幹雄・三郷市スポーツ協会会長、そしてオンラインでソフィア・サコラファ・ギリシャ陸上競技連盟(SEGAS)会長が出席し、友好協定締結式に臨んだ。
今回の協定締結のきっかけは、2023年2月12日(日)開催された「みさとシティハーフマラソン」において、サコラファ会長から友好マラソンの提案があったことによるもの。この協定締結を機に、三郷市では今後両マラソン及びスポーツをはじめとする幅広い分野で交流を深化させ、更に友好関係を深めていきたいとしている。
協定締結式は和やかな雰囲気で進行され、歓談中では今後大会の開催について意見交換することにより、お互いに高め合い、より良い大会運営につなげることなどが話し合われた。
また、今後の交流については「三郷賞」「アテネ賞」といった賞を互いの大会に設けるアイディアのほか、将来的にはお互いのマラソン大会への選手相互派遣も含め検討いくとした。
Photos: 三郷市