群馬銀行の9人制バレーボール部として1975年創部され、2015-16シーズンから群馬銀行グリーンウイングスとしてV. LEAGUEに参加、そして2023年チーム運営を一社)グリーンウイングスGUNMAに移管、チーム名を「群馬グリーンウイングス」と改め新たなステージに踏み出したチームが、2023年10月28日(土)・29日(日)長野県上田市の上田市自然運動公園総合体育館で開幕戦を闘った。
昨シーズン群馬銀行グリーンウイングスの外国人選手としてギリシャ代表チームキャプテンを務めた経験を活かし活躍したエヴァンゲリア・ハンタヴァが、今シーズン・2023-2024シーズンで再びグリーンウイングスと契約。
28日(土)のレギュラーラウンド第1戦・JAぎふリオレーナ戦では、本来のチームの総合力が発揮し切れず11-25, 22-25, 19-25の0‐3で敗退。しかし翌日の第2戦・フォレストリーヴズ熊本戦では、齋藤真由美監督の掲げる「全員バレー」を胸に、すべての選手が勝利への渇望ほとばしるプレーで25-19, 24-26, 25-19, 25-18の3-1で勝利。V1昇格に向けた熱い想いを長野へ集まったファンに見せつけた。
第1戦の試合後のインタビューで、再びチームに加わったハンタヴァ選手に求める役割は何かというGreeceJapan.comの問いに対し、齋藤監督は「彼女は何よりもバレーを非常に愛していて、情熱も高いですし、人間的にも非常に尊敬できる素晴らしい選手です。ダイナミックなスパイクが売りなんですけれども、そこも、私たち日本人が生かし切れていないということがありますので、次の試合でも精いっぱい彼女をサポートしていきたいなと思いますし、諦めない姿が彼女のいい部分だと思いますので、応援してあげてください」と語り、歴史あるチームに化学変化をもたらすであろうハンタヴァ選手への期待をのぞかせた。
群馬グリーンウイングスの次なる一戦は、 静岡県浜松市のサーラグリーンアリーナで開催されるレギュラーラウンド第3戦・11月18日(土)のヴィクトリーナ姫路戦となる。