
2023年5月21日(日)から28日(日)まで日本各地で開催された国内最大規模の自転車ロードレースであるツアー・オブ・ジャパン2023(TOJ 2023)の最終第8ステージ 東京が5月28日(日)行われ、ギリシャのゲオルギオス・バグラス(Georgios Bouglas)(マトリックスパワータグ)が5位でフィニッシュし、8日間に及ぶ大会を終えた。

22日(月)第2ステージ 京都で1位、27日(土)第7ステージ 相模原で5位と、初のツアー・オブ・ジャパン参戦で存在感を見せつけたバグラスは、最終日の第8ステージ 東京で7.0km・16周の計112.0kmの大井埠頭周回コースを出走。メイン集団の中で平坦な大井埠頭の周回コースをチームメイトとともに順位をキープ。途中、選手との接触というアクシデントに見舞われたものの、最終周回では持ち前のスプリントで先頭集団に躍り出、区間5位でフィニッシュを決めた。
GreeceJapan:ツアー・オブ・ジャパン2023:ギリシャのバグラス、第7ステージ 相模原で5位



「日本の人々はとても親切で、どこに行っても温かくもてなしてくれることが嬉しい」と日本での日々の印象を語るバグラスは、フィニッシュ後声援を送る沿道の子どもに歩み寄ったり、メイン会場で待つファンとの撮影に応じるなど、自身とチームを支えたファンの応援に応えた。

8日間に及ぶ激戦を戦い抜いたマトリックスパワータグの次なる舞台は、6月2日(金)開催される1dayレースのKozagawa-City International Road Race 2023、そして続く6月3日(土)から4日(日)の2日間開催されるツール・ド・熊野 2023となる。