世界中の数学好きな高校生以下の生徒たちが難問に挑む知の祭典・第64回国際数学オリンピック(IMO 2023)が2023年7月2日(日)から7月13日(木)まで千葉県・幕張で開催される。今年は約100の国と地域から選手らが来日する予定で、ギリシャからは6人の生徒が参加する。
科学オリンピックの中でも最も歴史ある大会のひとつである国際数学オリンピックを日本が主催するのはこれが2回目。日本では2003年(平成15)に1回目(第44回大会)が開催され、続く翌年2004年にはギリシャで第45回大会が開催されている。
今回来日するギリシャ選手代表団は、ギリシャ・メツォヴィア国立工科大学名誉教授でギリシャ数学協会会長のアルギリス・フェルリス(Argyris Fellouris)氏を団長とする高校生6名と、副団長のクレタ大学助教授のシルアノス・ブラジティコス(Silouanos Brazitikos)氏。
ギリシャから参加する6人の選手は以下のとおり。
・プロドロモス・フォティアディス(Prodromos Fotiadis)/高校3年(ドラマ)
・オレスティス・リグノス(Orestis Lignos)/高校2年(アテネ)
・ゲオルギオス・ジャフリスタス(Georgios Tzachristas)/高校3年(ヨアニナ)
・パナヨティス・リアバス(Panagiotis Liampas)/高校3年(テッサロニキ)
・コンスタンディノス・コンスタンディニディス(Konstantinos Konstantinidis)/高校3年(テッサロニキ)
・ディオニシオス・ペトラキス(Dionysios Petrakis)/高校2年(ハルキダ)
ギリシャ数学協会は 1918年(大正7)にアテネで設立。第1回の全ギリシャ大会は1934年(昭和9)にギリシャ数学協会によって開催されている。
[ 国際数学オリンピック 2023(IMO 2023)公式ビデオ ]