
今年1月の訪日時に行われた共同記者発表でのミツォタキス首相 photo ©GreeceJapan.com/ Junko Nagata
5月21日(日)行われたギリシャの議会選挙は即日開票され、与党・新民主主義党(ND/ネア・ディモクラティア)が野党第一党・急進左派連合(SYRIZA/シリザ)に20%以上の大差で勝利した。
新たに招集される議会では、今回の議会選挙で得票率3%以上を獲得した5党が議席を占めることになる。
キリアコス・ミツォタキス首相率いる中道右派の与党・新民主主義党は当初の予想を上回り、首相自身が「政治的地震」と表現したとおり300議席中40%以上の票を獲得。しかし同党は単独過半数を占めるに十分な票を獲得できなかったところで、ミツォタキス氏は連立政権を否定していることから、再選挙が6月25日(日)に行われるという。
ギリシャ内務省が公開している地図では、青が与党・新民主主義党が選出、ピンクが野党第一党・急進左派連合が選出された地域となっている。
また、今回の議会選挙での棄権率は約39%。
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