
バレーボールのVリーグ女子2部(V2)レギュラーラウンドの上位3チームの順位決定戦・2022‐2023 V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN(V2女子)V・ファイナルステージが静岡県袋井市のさわやかアリーナで3月25日(土)から26日(日)の2日間行われ、レギュラーラウンド3位の群馬銀行グリーンウイングスが出場した。

群馬銀行グリーンウイングスは初戦25日(土)レギュラーラウンド2位のルートインホテルズブリリアントアリーズと対戦。今シーズン15勝5敗と勝敗数では並んだものの、1ポイント差で3位となったグリーンウイングスは、ルートインを3-1(20-25, 25-18, 25-18, 25-10)で破り、この時点でDIVISION1 WOMEN(V1女子)への昇格を賭けた入替戦である V・チャレンジマッチ~2023-2024 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN 出場決定戦(V1女子・V2女子入替戦)への出場権を獲得。

冷たい雨の降る中開場を待つファンらが長い列を作った翌26日(日)開催された優勝決定戦で、群馬銀行グリーンウイングスはレギュラーラウンド1位のプレステージ・インターナショナルアランマーレと対戦。レギュラーラウンドではアランマーレから1セットも取ることができなかった悔しさを胸に闘志を燃やすグリーンウイングスは第1セットを24-26で先取。続く第2セットを25-14で落としたものの、第3セットでは勝利への執念を見せ17-25で奪取。第4セットを25-18で落とし、フルセットへともつれこんだ最終第5セットでは両チームとも一進一退の緊迫した試合が続く中、惜しくも15-12で敗れ、2年連続の2位となった。

26日(日)の試合後に行われた記者会見では群馬銀行グリーンウイングスから松尾奈津子キャプテン、古市彩音選手、白岩蘭奈選手、ギリシャのエヴァンゲリア・ハンタヴァ選手が出席。アランマーレ戦ではフルセットに出場したハンタヴァ選手は会見で、V2のレベルの高さに言及するとともに、既に気持ちは入替戦のV・チャレンジマッチの岡山シーガルズ戦に向いているとして、V1昇格のために全力を尽くしたいと誓った。
V・チャレンジマッチ~2023-2024 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN 出場決定戦(V1女子・V2女子入替戦)は、2023年4月8日(土)・9日(日)新潟県長岡市のシティホールプラザ アオーレ長岡で開催され、V1・11位の岡山シーガルズ対V2・2位の群馬銀行グリーンウイングス戦、V1・12位のヴィクトリーナ姫路対V2・1位のプレステージ・インターナショナルアランマーレ戦が2日間に渡って行われる予定。



